今年秋の発売が噂されるアップルの次世代iPhoneの「iPhone6s/6s Plus」ですが、KGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏は同製品に関連して、投資家向けメモとして11もの予測を明らかにしました。アップル製品の動向予想には定評のあるクオ氏の予測であり、中々興味深いものが並んでいます。
「iPhone6s/6s Plus」、11の予測
①Force Touch(感圧タッチ)が「iPhone6s/6s Plus」の最大のウリ。手書き入力もできる。(Force Touchはトラックパッドでの圧力を感知をし、指で表面を押すときの力加減で多様な入力を可能にする技術。既に13インチの「Retina Display」搭載「MacBook Pro」と12インチの「MacBook」で採用されている。)
②プロセッサは最新型「A9」。A9は「iPhone 6」シリーズに搭載されている現行の「A8」チップセットより高速かつ高性能を誇る。メモリは低消費電力モバイルメモリLPDDR4を2GB搭載。
③ディスプレイサイズは現行の4.7インチと5.5インチのまま。解像度も変更なし。また、4インチモデルの発売はない。
④本体カラーにローズゴールドが追加。これはApple Watch Editionでのローズゴールドと同じもの。
⑤カメラ画素数のアップグレード。1200万画素くらいになるかも。
⑥音質の向上。スピーカー近くにマイクが1つ追加。
⑦折れ曲がり問題への対処。本体筐体ケースの素材の変更と、内部機構のデザインの変更。
⑧製造用の問題が解決されれば、5.5インチモデルiPhone6s plusのみには、これまでのゴリラガラスより強固なサファイアガラス採用されるかもしれない。
⑨指紋認証機能「Touch ID」の精度がさらに向上。
⑩ジェスチャーコントロールがサポートされる。
⑪8月中盤~後半に大量生産開始、Appleの通常の商品サイクルに従って9月に発売される可能性が高い。2015年の出荷台数は8000万台から9000万台とiPhone 6/6Plus同様、極めて高い目標水準。また4.7インチと5.5インチの生産台数比率は2対1。
[via:macrumors]