サムスン、17年の発売に向け2種類の折りたたみ型スマートフォンを開発中
2016年末の発売が公言されたきり、最近では話題に上らなくなって久しかったサムスンの「折りたたみ型スマートフォン(フォールダブルフォン)」。
しかし今回、サムスンのインサイダー情報に強い韓国のサイトETNEWSがレポートするところでは、サムスンは現在2017 年に市場にリリースするモデルの一つとして、折りたたみができる携帯電話、2モデルの開発に取り組んでいるのだそうです。
・サムスンが2013年にリリースした、折りたたみ可能なスマートフォンのイメージ映像
・有機ELディスプレイにより、本体の折りたたみが可能(イメージ映像)
さて2017年にリリースされるデバイスとなると、ついつい毎年2月に開催される世界最大級のモバイル関連カンファレンス「MWC」での発表を期待したくなりますが、サムスンは現在、このフォールダブルフォンのリリース時期については慎重に検討中であるとのことで、2月での発表はないかもしれません。
なんでも製品自体の質は高いところまで出来上がっているが、このような新しい形態のスマホにどこまで需要があるのか、あるいは爆発不具合により最終的には発売中止に追い込まれた同社のGalaxy Note 7のようなことがないように、品質面において細心の注意を払って開発しているからだそうです。
・レノボはすでにプロトタイプを発表済み
ただ現在、フォールダブルフォンの開発は世界的にトレンドとなっており、すでに中国レノボやOppoなどがプロトタイプを発表しています。
・レノボが今年6月にプロトタイプを発表した折りたたみ型スマートフォン
・こちらは中国Oppoが今年5月に出展したもの
参考:
ETNEWS ”Samsung Electronics to Use Two-Track Strategy for Its Foldable Smartphone”