任天堂、3DS後継機登場も検討中。NintendoSwitchは増産&予約絶好調
先日、任天堂が東京都内で開いた経営方針説明会から、さらに興味深い話をいくつか。
関連:
・3DSの後継ハードも検討中
京都新聞の報道
任天堂の君島達己社長は1日、携帯型ゲーム機事業について、「保護者が最初に子どもに触らせるゲーム機としてニーズがある」と述べ、現在販売中の「ニンテンドー3DS」の後継機も検討中であることを明かした。
(…略)
説明会では出席したアナリストから「利用者がスイッチを携帯型ゲーム機と意識すれば、次の機種を出す意味がなくなるのではないか」との質問があった。
君島社長は(…略)後継機に関しても「求められるニーズやマーケットがあるので、引き続き検討している」と述べた。
出典:京都新聞「3DS後継機も検討 任天堂、どうぶつの森は4月以降配信へ」2017年2月1日
なお3DSの後継ハードに関しては、三菱UFJモルガンスタンレー証券が、2016年5月にその登場を予想しています。
任天堂-三菱UFJMSが目標株価引き下げ
けん引役は、従来の「健康サービス、テーマパーク、モバイルゲーム」などの新規事業から、次世代ゲーム機「NX」や次世代携帯ゲーム機「MH(仮称)」に切り替えるとしたが、中期の成長シナリオは変更ないとした。
引用元;http://www.traders.co.jp/news/news_top.asp?
毎回、さまざまな方向性からのの視点をアプローチし、それまであったゲーム機とは違った毛色のゲーム機を発売する任天堂。
そのため同社のゲーム機については、新ハードがアナウンスされるたび、それまでにあった機種の後継機種について発売検討中である旨が同社からアナウンスされることが多い傾向にあるようです。DSが発売された時も、GBAについて似たようなことを言っていたのは記憶に新しいところ。
そしてニンテンドーDSが爆発的に売れたため、最初に検討していたゲームボーイアドバンスの後継機種が発売されなかったように、すべてはニンテンドースイッチの売れ行き次第といったところでしょうか。
・Nintendo Switch増産。予約は絶好調
ウォールストリートジャーナルの記者・望月氏のツイートから
任天堂君島さん。ニンテンドースイッチを増産していく。少しでも多くのお客様に発売日以降の3月中に届くように。ただ、地域(国)によっては4月以降になってしまうかも。
— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) January 31, 2017
ただし、今期中(17年3月まで)に全世界200万台出荷の当初予定に変更はないそうです
・ニンテンドー3DSの売り上げ目標を600万台から700万台に引き上げ
同じく望月氏のツイートから
任天堂、今期中の3DSの売上目標を600万台から720万台に引き上げ。
— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) January 31, 2017
参考文献:
京都新聞「3DS後継機も検討 任天堂、どうぶつの森は4月以降配信へ」2017年2月1日
Twitter @mochi_wsj