【海外レビューハイスコア集】Nintendo Switch / Wii U『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』
いよいよ発売となった任天堂の新型ゲーム機 Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)。そしてスイッチと本体同時発売となったのが「ゼルダの伝説」シリーズ最新作となる、Nintendo Switch / Wii U用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド』です。
発売と同時に解禁となった各海外サイトのビューでは、60サイトのレビューにおける平均スコアが98点と、これはゲームオブザイヤーまっしぐらな高評価を獲得。最高点が100点なのはもちろん、最低でも90点と、これはこれは恐ろしいことになっています。
【各海外サイトのレビューのようす】
(いくつかのサイトから抜粋。概要訳)
・Venture Beat:100点
「ブレス オブ ザ ワイルド」という名前が示す通り、本作はこれまでのシリーズ作が積み上げ、予測できるものとした”ゼルダの公式”を捨て去ることによって、ゲームに新たな未開の地を切り開いている。
このゲームから私は『Powers of Ten(10)』というIBMの資金提供により作られた映画を思いだす。この7分弱のショートフィルムでは、最初、ピクニック中の男性を映していた撮影範囲が10秒ごとに広がっていき、アメリカを、地球を、さらにはそれが属する太陽形を、最終的には銀河系を映し出す。
本作のスケールの大きさは、これほど広大なものなのだ。
・Powers of Ten
ハイラルが広大なだけでなく本作はゲームとしても奥が深い。
優美なアートデザイン、アクションとパズルからなるスーファミ版以来の優れたダンジョン、愛すべきキャラクターなどといった点も素晴らしい。
アニメから影響されすぎな点、迫力に欠け一貫性のない声優の演技、インターフェイスがもう少しすっきりできたかも、など問題はあるがそれらは些細なものだ。
・GAMESPOT:100点
ブレス・オブ・ザ・ワイルドは、ゼルダの伝説シリーズで決定づけるタイトルであり、任天堂のこれまでのタイトルの中で最も印象的なタイトルだ
【良い点】
- 美しくロマンティックなオープンワールド
- やりがいのある多様なタイプが詰まったパズル
- 愛嬌があり驚くほど人間的な登場キャラクター
- ゲームの雰囲気に驚くほど調和したサウンドトラック
- やりがいをもたらしてくれる探索
- メインクエストを終えてもなお豊富に残る、ミステリーと発見
【悪い点】
- たまにフレームレートの問題が発生する
・CheatCC:100点
ゲーム世界は極めて優美であり、キャラクターはまるで本当にそこに住んでいるかのよう。
操作性は良くリンクはプレイヤーの思いのままに動き、上質な音楽とヴォイスアクトも聞き逃すことはできない。
メインストーリーの良さに加え、サイドクエストも豊富。
・Trusted Reviews:100点
【良い点】
- ゼルダ史上、最も広大で美しいオープンワールド
- ただデカいだけでなく、驚くほどのゲームとしての奥深さ
- 満足できるゲームプレイ
- 美しいアートディレクション
【悪い点】
- まあまあな声優の演技
・cogconnected:100点
【良い点】
- 美しいビジュアル
- 重厚で魅力的な世界
- エキサイティングな戦闘やパズル
- 数百時間プレイ可能
- 任天堂による珠玉の一品
【悪い点】
- いくぶん疑問の残る声優の演技
・米Yahoo!(ヤフー):100点
【良い点】
- 美しく現実感のあるゲーム内世界
- タイトなバトルの操作
- 巨大且つ広大な世界
- あらゆるシチュエーションで無数のことが出来る
【悪い点】
- ゲーム中の1日が短い
・the sixth axis:90点
【良い点】
- 広大で豪華なオープンワールドには、どれほど多くの謎と秘密が隠されているのかと、ワクワクさせられる
- 予測つかないゲーム展開に、冒険が非常にハズむ
- シーカーストーンのパズルは直観的で実に楽しい
- 世界観にマッチした優美ですばらしいサウンドトラック
- 採餌、狩猟、料理やその他もろもろの新しいアイデアは楽しく、シリーズの新様相になりそう
【悪い点】
- Nintendo Switchのソフトである本作は、「ドックモード」と「携帯ゲーム機モード」のモードがある。TVに接続するドックモードでは、解像度が900pになり、見た目が美しくなるが、時々フレームレートが落ちることがある
- ときどき世界に没頭できなくなる。もっとも奇妙なのは、映画のようなシーンで、その対極にある安っぽいアニメ映画のような声優の演技がなされることが、ままあること
- 探検のテンポが遅いようにたまに感じる