【まとめ】Ultra HD Blu-ray再生に対応したプレイヤー・レコーダー・PCドライブ・ゲーム機、製品比較
DVD(アップスケールしたもの)とUHDBlu-rayの画像比較
最近続々登場するようになってきた、Ultra HD Blu-ray再生プレイヤーの紹介です。プレイヤーの種類ごとに紹介。
【UHD BD再生対応HDDレコーダー】
これらの商品は、UHD Blu-rayの再生に加え、ハードディスクレコーダーとしての機能も搭載しています。専用家電らしい、きめ細やかな機能と使い勝手がその特徴。
・シャープ:AQUOSブルーレイ BD-UT1100
(シャープ・2017年3月24日発売・価格:8万3000円から)
ポイント:
- 4K解像度、高輝度「HDR」、広色域「BT.2020」に対応
- こちらは1TBモデル
- 重さは3.1kg
・パナソニック:ブルーレイディーガ DMR-UBZ2020
(メーカー:パナソニック・2016年11月発売・7万7000円から)
ポイント:
- 4K解像度、高輝度「HDR」、広色域「BT.2020」に対応
- こちらは2TBモデル
- 新番組や不定期放送の特番や映画などの初放送番組を知らせる「新番組/特番おしらせ」機能を搭載
- 録画番組の音声をハイレゾ相当にアップコンバートする「ハイレゾリマスター」機能を搭載
- 重さは3.0kg
【UHDBD再生専用プレーヤー】
再生専用プレーヤーだけあり、映像の美しさに定評のある機種が揃っています。
・ソニー:UBP-X800
(ソニー・2017年6月発売・4万0000円から)
ポイント:
- 4K解像度、高輝度「HDR」、広色域「BT.2020」に対応
- 映像圧縮方式にHEVC(High Efficiency Video Codec)を採用、圧縮効率を2倍に高めながらノイズの少ない映像を可能とする
- 最新の音声フォーマット「DTS:X」に対応
- 音質に影響する振動を極限まで抑えた仕様
- ハイレゾ音の再生に対応
- NETFLIX、dTV、Amazonビデオなどの4Kインターネット動画にも対応
- 重さは3.8kg
・ パナソニック:DMP-UB30
(パナソニック・2017年6月発売・3万5000円から)
ポイント:
- 4K解像度、高輝度「HDR」、広色域「BT.2020」に対応
- こちらは2TBモデル
- パナソニックハリウッド研究所で培った技術を応用し、高度な映像処理を可能とした独自の4K対応エンジン「4Kリアルクロマプロセッサ」を搭載
- ハイレゾ音源(192kHz/24bit)の再生に対応
- NETFLIX、dTV、Amazonビデオなどの4Kインターネット動画にも対応
- インターフェイス:HDMI×1、USB 3.0×1、USB 2.0×1、有線LAN×1
- 重さは1.3kg
・OPPO:UDP-203
(OPPO、2016年11月22日発売。9万1000円から)
ポイント:
- 新世代HDR技術「Dolby Vision(ドルビービジョン)」対応
- 地デジ録画番組をネットワーク経由で再生できる「DTCP-IP」対応
- 重量は4.3kg
【内蔵型PCドライブ】
自作PC用途として購入するケースが多い内蔵型ドライブ。紹介するBDR-S11J-BK/Xは、世界初となるPC用Ultra HD Blu-ray再生対応ドライブとなっています。
・パイオニア:BDR-S11J-BK/X
(パイオニア、2017年2月下旬発売。2万1000円から)
ポイント:
- Ultra HD Blu-ray再生には付属ソフト「PowerDVD14」を使用
- 両機種ともブルーレイディスク、BDXLの記録および再生が可能
- オーディオCDの再生品質チェック機能搭載
(再生環境は以下の通り)
なお手持ちのPCが再生対応であるかが簡単にわかる「UHDBDアドバイザーツール」が、パイオニアから提供されています。
Ultra HD Blu-ray再生時 | |
対応OS | Windows 10 各日本語版 |
CPU | Intel 第7世代デスクトップ向けCorei7/i5プロセッサー(KabyLake-S) Intel 第7世代ノートブック向け Core i7/i5プロセッサー(KabyLake-H) ※Uプロセッサー非対応 |
GPU | Intel HD Graphics 630 第7世代プロセッサー向け内蔵GPU |
メモリー | 6 GB 以上 |
ディスプレイ |
|
マザーボード | Intel SGX 対応intel 200シリーズ マザーボード HDCP2.2/HDMI2.0a出力対応Intel 内蔵GPU出力対応マザーボード(HDMI外部出力用) |
【PC用ポータブルドライブ】
・パイオニア:BDR-XD06J-UHD
パイオニア、17年3月発売。15,000円ほど~
パイオニアからは、世界初となるポータブルUltra Blu-rayディスク「BDR-XD06J-UHD」も登場
ポイント:
- UHDBlu-rayが再生できながらも、軽量230g
- USB3.0対応により、高速転送と電源の安定供給を実現
- 別売ワイヤレスドック「APS-WF01J-2」と接続すれば、WindowsタブレットやPCでもワイヤレス接続でBDソフトを楽しめる
(なお再生環境は内蔵型「BDR-S11J-BK/X」と同じで、以下の通り)
持ちのPCが再生対応であるかが簡単にわかる「UHDBDアドバイザーツール」が、パイオニアから提供されています。
Ultra HD Blu-ray再生時 | |
対応OS | Windows 10 各日本語版 |
CPU | Intel 第7世代デスクトップ向けCorei7/i5プロセッサー(KabyLake-S) Intel 第7世代ノートブック向け Core i7/i5プロセッサー(KabyLake-H) ※Uプロセッサー非対応 |
GPU | Intel HD Graphics 630 第7世代プロセッサー向け内蔵GPU |
メモリー | 6 GB 以上 |
ディスプレイ |
|
マザーボード | Intel SGX 対応intel 200シリーズ マザーボード HDCP2.2/HDMI2.0a出力対応Intel 内蔵GPU出力対応マザーボード(HDMI外部出力用) |
【ゲーム機】
マイクロソフトが発売する「Xbox One S」ではUltra HD Blu-ray・HDRビデオの再生に対応しています。
なお、PlayStation 4/PlayStation 4 ProはUltra HD Blu-rayの再生には対応していません。
・マイクロソフト:Xbox One S
(マイクロソフト、2016年発売。2万5000円ほどから)
ポイント:
- ゲームもできて2万円台から
- これまでのXboxとは印象を変えた、すっきりとエレガントなデザイン
【ここが〇】
- とにかく他の機器に比べて安い
【ここが×】
- 再生画質は専用プレイヤーほどよくはない
- タイトルによっては再生できないものがある