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TBS「報道特集」インタビューで、森友学園理事長・籠池氏「安倍政権は大企業主義。虐げられた弱者のことについては力を込めてらっしゃらない」と発言
3月25日に放送されたTBS「報道特集」では、森友学園の理事長・籠池 泰典氏の単独インタビューが行われました。
【大阪府の「認可適当」 について】
籠池理事長は学校の設置基準を2015年に緩和した大阪府の態度を、次のように批判
- 私学審議会の「認可適当」が平成27年(2015年)1月に出ました
- 私学審議会の「認可適当」がもしなければ、国有地は我々に貸してもらえなかった。建設業者とも契約はしてません
- 大阪府の権力行政の中でのチェック機能が、きちんと働いてなかったのではないか
この籠池理事長の発言に対し、松井大阪府知事もインタビューを受け「虚偽の資料をもって認可の議論をしてきた」「虚偽の資料を提出した側が一番の問題」とし、森友学園側の申請に問題があったとしています。
【証人喚問について】
- (偽証罪に問われる)証人喚問に出て嘘は言わない。何のためにそんなこと(嘘)を言わないといけないの
- 命を懸けて国会に行っているわけでしょ?安倍明恵夫人もコメントじゃなくて、出てきておっしゃったほうが良い。こういうのが”手のひら返し”というのだと思う
【安倍政権について】
これまでの、森友学園が園児に対して行ってきた
- 教育勅語を国旗を前に園児に教育勅語を暗唱させる
- 漏らした汚物をパンツにくるんで、かばんに入れて持ち帰らせる
- 食事中は水分摂取禁止。戦時中の陸軍がそうだったから
- 運動会での園児による政権応援合唱
などの様子からして、ファナティックでインセーンなパトリオットとの印象が強かった籠池氏ですが、今回のインタビューでも理知的な様子を終始見せています。
そして安倍政権についても次のようなコメントを残しました。
- 安倍政権は「保守の政権」だと思います。だが実態は、大手の大企業を守り育てていく大企業主義
- だから消費税についても、中小企業のことについても、虐げられた弱者のことについても力を込めてらっしゃらないような気がしますし、一個人としての人間に対して、どれだけのことを考えているのかはわかりません
- 私は保守政権について別に反抗するつもりはなかった。その中にいれば安定した立場にいることが出来たし、それなりの立場を維持することはできました。しかし、”しっぽ切り”はいかんと思うのです
・TBS報道特集 2017年3月25日放送 「籠池泰典理事長を直撃インタビュー」
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