「アップルからSiri搭載AIスピーカーが6月のWWDCで発表、17年後半に発売」との情報
・Amazon Echo
アップルに関する正確な予測で知られるKGI証券のアナリスト・ミンチー・クオ氏が、アップルの新製品に関しての新たな予測を行っています。
・2017年後半、アップルからAIスピーカーが発売?
- アップルから6月のWWDCでSiri搭載のAIスピーカーが発表。今年後半に発売
- (編注:AIスピーカーでは音声による音楽再生や、天気予報や株価などの情報を取得することができる)
- この製品はAmazon Echo(アマゾンエコー)のライバル製品として発売
- スピーカー単体としてみても性能が高く、7基のスピーカー(高音用スピーカー+サブウーファ―)が搭載される
- Amazon Echoより高価格の製品になる(Amazon Echoは180ドル)
・Amazon Echoの様子
アップル製音声スピーカーについては、情報提供者、ソニー・ディクソン氏も以前述べていました。それよれば、このAIスピーカーのデザインは、通称「ゴミ箱 Mac Pro」のようなものになるとのこと。
・音声アシスタントスピーカー市場は現在急拡大中。2018年にはAmazon Echoの出荷台数がiPadを上回る
クオ氏によれば、これまでAIスピーカーに対し冷淡な態度を見せていたアップルがこの製品を発売することになる背景には「AIスピーカー市場の急拡大」があるのだそうです。
今年2月のモバイル機器関連カンファレンス・MWC2017でも、多くのAIスピーカーやIoT製品が発表され話題になりましたが、現在AIスピーカー製品の市場は急拡大中であり、2018年にはAmazon Echoの出荷額がiPadを上回るとみられています。
日本ではAmazon Echo含めAIスピーカーはまだまともに発売されておらず、急拡大どころの話ではないのが現状ですが、このアップルのAIスピーカーをきっかけに、浸透するのかもしれません。
クオ氏はこのアップル製AIスピーカーの初年度の出荷台数を1000万台と見ています。
参考:
9TO5Mac”KGI: Apple likely to announce ‘home AI’ Siri Speaker at WWDC, positioned as high-end Amazon Echo competitor”