【不具合】ファーウェイP10は端末ごとに3つの新旧ストレージ規格が混在し、速度が結構違う…
ファーウェイが発売する人気のSIMフリースマートフォン「P10」ですが、発売直後からユーザーのあいだで「端末による速さの違い」が話題となっているようです。
どういうことかといえば、例えば次の通り。
どちらも同じ「HUAWEI P10」ですが、スピードにそこそこ違いがあるのが分かります。
これは採用しているフラッシュメモリの規格が異なるため。
・eMMC 5.0採用機種とUFS 2.1・UFS 2.0採用機種があるP10。今後も変更はなし
実はP10では3機種の規格が混在しています。
すなわち、機種ごとに旧タイプの「eMMC 5.0」と新タイプの「UFS 2.1」「UFS 2.0」がランダムに採用。
そして運悪く旧タイプである eMMC 5.0 採用機種を引いてしまったユーザーから不満が出ているようです(例えば、ココやココ)。
なおファーウェからの回答としては、「ソフトウェアやハードウェアの最適化で、 (eMMC 5.0 採用機種でも)実質的なパフォーマンスの低下は起こらない」とのことで、今後も3つのメモリ規格を混在したままのP10のリリースを行うようです。
参考
android central ”Huawei CEO speaks on P10 memory + screen issues”
XDA ”HUAWEI P10 is using both eMMC 5.1 and UFS 2.1 as flash storage”
engadget.com ”Huawei blames slower P10s on memory shortage”