アップル、第4四半期決算を発表。iPhoneが過去最高の販売台数、iPad・中国市場・AppStoreも好調
2017年11月2日、Appleは2017年度第4四半期(2017年6月~9月)における決算報告を発表しました。さまざまな景気のいい数字が並ぶものとなっています。
・iPhoneの販売台数、過去最高を記録
同社はこの3ヶ月間において、4670万台のiPhone端末を販売。これは、ウォールストリートのアナリストが予測していた4600万台とほぼ同じ数字ではあるものの、同期において過去最高のiPhone販売台数を記録するものとなっています。
スマートフォン部門の売上高は288.5億ドル(約3兆2980億円)。昨年同期間においてAppleは4550万台のiPhoneを販売、281.6億ドル(約3兆2105億円)記録していました。
・iPadも好調。去年より販売台数が増える
加えて過去3四半期において、AppleはiPadの販売台数を、昨年の921万台から今年での1,030万台に伸ばしています。iPad部門のの売上高は、第4四半期には48億8000万ドル(約5563億円)となり、前年比14%の増加。
・App Storeなどのサービス部門、中国市場も好調。純利益も経済紙の予測を上回る
一方、iTunes、Apple Pay、App Storeなどのサービス部門の収入は、第4四半期には85億ドルを(約9700億円)達成。最近低下傾向にあった世界最大のアップルの販売先、中国での売上高も、昨年の数値から12%増加して98億ドル(約1兆1173億円)に達しています。
結局、Appleは第4四半期の純利益において107億ドルを報告しました。これは、ウォールストリートの見通しを上回るものであり、結果として、アップルはあらゆる部門が今期は好調でした。ここ最近においては限界をささやかれる同社ですが、まだまだその神通力は健在のようです。
参考:
Apple, WSJ