カプコン「Nintendo Switchへは基本的にマルチタイトルだが、ハード特性を生かす方法も検討する必要がある」。Switch関係ではウルトラストⅡがヒット
カプコンは2017年11月6日、2018年第2四半期決算発表会を開催しました。
同社の全体的な景況としては、「順調に推移」。またプレイステーション 4の普及拡大やNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)が好調に推移したことにより、家庭用ゲーム機市場が活性化、それに伴って「家庭用ゲーム機市場に復調の兆しが見られた」としています。
任天堂のゲーム機関連でいえば、「ウルトラストリートファイターII」(Nintendo Switch用)がスマッシュヒット。それに加え、3DSの「モンスターハンターダブルクロス」のリピート販売も利益に貢献したと報告。
またこれらソフトの販売状況については、海外サイトのNINTENDO EVERYTHINGなどは「ウルトラ ストリートファイターII」は全世界50万本に到達、「モンスターハンターダブルクロス for Nintendo Switch」も同35万本を突破したとしています。
・Nintendo Switchの好調は「大変喜ばしい」
また株主との質疑応答において、Nintendo Switch への印象を答えたところでは
Nintendo Switchの好調は据え置き型ハードの存在感を改めて印象付けるものとして、大変喜ばしいことであると考えています。
と回答。
同ハード(Nintendo Switch)へは、当社の基本戦略であるマルチプラットフォームに基づいて対応していきます。
と付け加えられたように、基本的にSwitchへはマルチプラットフォームの形態でタイトルを発売するようですが、「他の据え置き機とは異なるハード特性を生かす方法も検討する必要があると認識しています」とも述べていおり、オリジナルタイトルの発売に期待がかかります。
一方で、同社ほかハードのタイトルとしては、『マーベル VS. カプコン:インフィニット』は 90万本の出荷、『バイオハザード7 レジデント イービル』は今期60万本で累計販売本数 400万本を突破したそうです。
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