SIE社長「Nintendo Switchのライバルとなるような、携帯型ゲーム機の開発は現在行っていない」
ソニーの子会社で同社ゲーム部門を手掛けるソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のアンドリュー・ハウス社長は大手経済メディアBloombergとのインタビューに答え、任天堂の新型ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)の対抗機種となる、新型携帯型ゲーム機の開発計画が現在のところない」ことを明らかにしました。
2004年に発売され、世界累計8000万台超と大ヒットした「PSP」と異なり、累計1570万台(推計値)と苦戦が続くSIEの現行携帯ゲーム機「PS VITA」。
これまでにおいても、次世代PS VITAの姿を思わせるSIE特許が見つかっていますが、ハウス社長は現在の携帯型ゲーム機市場について「大きなチャンスのある市場だとは見ていない」とし、「現在はリビングルームで遊べるような(据え置き型ゲーム機の)製品に注力している」と話すにとどまっています。
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【今回の記事のまとめ】
・ソニーのゲーム部門SIE社長、現在の携帯型ゲーム機市場について「大きなチャンスのある市場だとは見ていない」とインタビューにおいて話す
・同社は現在、「新型携帯ゲーム機の開発計画がない」という
・現在SIEは、PlayStation 4、PlayStation 4 Proに代表される、過程のリビングでプレイする据え置き型ゲーム機に資源を集中させているとのこと
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