スクエニ「Switchは海外で非常に売れている。期待は高く、積極的に開発をおこないタイトルの投入をする」
先日開催されたスクウェア・エニックスの2018年3月期第2四半期決算発表会。Nintendo Switchへの期待の高さがうかがえる同社の姿勢について、大手メディアWSJの記者、望月氏がTwitterにて報告してくれています。
・PS4、Xbox、NintendoSwitchのコアアーキテクチャーは似てきている。他機種版とSwitchとのマルチタイトルは可能
スクエニ<4>:
-PS4、Xbox、Switchは「コアアーキテクチャは似てきている」。基本となるバージョンを作り、PC向け、Xbox向け、PS向け、Switch向けとそれぞれ微調整をかけることでマルチ対応は可能。
(続)— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) November 8, 2017
・Switchは海外で非常に売れている。このゲーム機はPS4やXboxと異なったユニークな立ち位置
スクエニ<5>:
-(Switchの勢いについて聞かれ)海外出張などでリテーラーやパブリッシャーと話すと非常に売れていると言う。相当勢いがあるんだろうな、という認識
-任天堂が好調なのは(出口の1つとして)我々にとって非常にありがたい。
-SwitchはPS4やXboxと違いユニークなポジショニング。
(続)— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) November 8, 2017
なおニンテンドースイッチが海外、特にアメリカ地域においてよく売れ、大ヒットゲーム機Wiiの販売推移に似てきていることは、先日の任天堂2018年3月期第2四半期決算発表会でも触れられていました。
出典:任天堂株式会社 第 78 期(2018 年 3 月期) 第 2 四半期決算説明会資料
・Switchは大作であるハイエンドと手軽にできるローエンド・カジュアルゲームの中間、ミドルレンジ帯のソフトにチャンスがある。マルチになるだろうが、Switchに対する期待は高いしタイトルの投入をする。積極的に開発を行う
スクエニ<6>:
-ゲームではハイエンドとローエンドの2極化が進みミドルレンジが消えてしまったがSwitchではそういったソフトにチャンスが有る
-そこは我々の得意とする所、マルチになる可能性が高いが(Switchに対する)期待は高いし投入をしてく。積極的な開発をしていく。
(続)— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) November 8, 2017
・Switch版ドラゴンクエスト11の発売時期についての記者氏の考察
スクエニ<2>:
-(上期実績が良かったのに通期見通しを据え置いた理由を聞かれ、その1つとして)上期にはドラクエなどの大きい弾があったが下期はそれらがないため
(筆者考:Switch向けDQ11やオクトパスは4月以降?とも受け取れる。なお、スイッチ版DQ11の発売時期についての明言はなし)
(続)— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) November 8, 2017
・Switch向けのソフト開発は、あらゆる可能性を排除せず積極的にやっていく
スクエニ<7>:
-(Switch向けのソフトにおいて)IPは新規・既存・復活含めあらゆる可能性を排除せず積極的にやっていく
(了)— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) November 8, 2017
・ほか、直近リリースタイトルの 販売本数について
- ドラゴンクエスト XI – 300万本以上
- NieR: オートマタ – 200万本以上
- ファイナルファンタジー XV – 660万本近く
参考文献
@mochi_wsj (2, 3, 4, 5, 6, 7)任天堂株式会社 第 78 期(2018 年 3 月期) 第 2 四半期決算説明会資料