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ソニー「18年度はスマホの収益改善に向け、販売台数の絞り込みを行う」

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ソニー「18年度はスマホの収益改善に向け、販売台数の絞り込みを行う」

ソニーが去る4月下旬に開催した2017年度(2017年4月1日~18年3月31日)決算発表会においては、モバイル・コミュニケーション部門(ソニーモバイル)における今後の戦略も明らかにされました。

過去最高益を記録し、パソコン「VAIO」と平面テレビの「WEGA」、そしてゲーム機「PlayStation 1」が絶好調だった1998年度以来、実に20年ぶりに営業利益が5000億円を超えたソニー。

しかしながら、モバイル事業そのものはなかなか厳しい経営状態となっており、各部門が好調さを示す一方で、モバイル部門では本業のもうけを示す営業損益が276億円の赤字となりました(前期は102億円の黒字)。

なお赤字276億においては、固定資産の減損313億円が含まれます。

2018年度の見通しにおいては150億円の赤字となっており、収益構造の改善に向け、「スマートフォン販売台数の大幅な絞り込みを行う」そうです。

ただスマートフォン事業そのものは、撤退することなく5G(第5世代移動通信方式)への投資も継続する様子。

新たにCFO(最高財務責任者)に就任した前ソニーモバイル社長・十時裕樹氏によれば「5G技術は将来、さまざまな機器に入ってくる。この最先端の通信技術を使いこなすには、基礎研究からアプリケーションの応用まで、高い技術力車内に持つ必要があり、をわれわれのブランデッド・ハードウェア分野にとって大きな果実になると考えている」とのこと。

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