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青い溶岩が流れるカワ・イジェン火山
インドネシアのジャワ島にあるイジェン火山には、青い溶岩が流れるカワ・イジェン火山があり、夜になると幻想的な光景を目にすることが出来る。
ジャワ島東部にあるブロモ山からさらに東に150キロ、ムラピ山(2800m)とラウン山(3332m)の2つの峰の間にあるイジェン火山湖、そこに青い溶岩が流れるカワ・イジェン火山がある。その幻想的な光景には”神が棲む”とも形容され、現地の人には今でもあがめ続けられている。
そんな青い溶岩、実は溶岩ではないのだという。この火山では硫黄ガスが大量に発生し燃焼、その際に発生する光が青く輝いて見える一方で、硫黄ガスの一部が液状に凝縮し燃焼を続けながら山肌を流れ下っていく。
その結果、まるで青い溶岩が流れているかのように見えるのだ。硫黄ガスは火山の亀裂から高圧で噴出し、温度は最高で摂氏600度にもなるそうだ。
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