Xperia XA2 Ultra、DXOMARKで総合75点
カメラ、スマートフォンなど各種デバイスの調査機関としておなじみ「DXOMARK」は、ソニーモバイルの2018年春モデル(2月海外発売)「Xperia XA2 Ultra」のスコアを掲載しました。
フロントカメラにソニーモバイル初となる、デュアルカメラ仕様を備えたこのデバイス。メインカメラは2300万画素、1/2.3インチセンサーを搭載。
気になるスコアのほどは、 写真:75点、 ビデオ動画:74点、総合:75点となっています。
露光、カラー、オートフォーカス性能といったものの優秀さに対し、ノイズ、ズーム、テクスチャー(質感)といった各性能がマイナス要素となったようです。
・写真:75点
[ここが〇]
・日中撮影における、すぐれた露光
・フラッシュ撮影での、肌のトーンを含む満足できるカラーレンダリング
・屋外での良好なエッジ保存
・テクスチャ領域において、ノイズが低レベル
[ここが×]
・フレーム全体でディテールが大幅に失なわれる
・照明撮影でのカラーキャスト現象※1の発生
・コントラストの高いシーンで撮影しても、ダイナミックレンジが制限される
・フレア現象の発生
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※1 カラーキャスト:近くの物体から反射した光によって生じる、画像全体に見られる望ましくないカラー変化のこと。
例.左の画像ではカラーキャストが起きている
・動画:74点
[ここが〇]
・低照度撮影でもすぐれた露出
・良好なカラーレンダリング
・手振れ補正が優れている
[ここが×]
・ディテールレベルが低い
・低照度撮影では、はオートフォーカスが反応しない
・オートフォーカストラッキングが失敗することがある