ソニーモバイル、「Sound AR」を商標登録出願。サウンド×AR?
ソニーモバイルコミュニケーションズから2018年5月21日付で、「Sound AR」の商標登録出願が行なわれていたことが明らかになりました。
最近のトレンド、「AR;Augmented Reality=拡張現実」関連のものと思われる商標となっています。
・サウンド×AR、エイベックスの例
なお他社の話では、近しい名称・サービス「SARF(Sound Augmented Reality Factory)」をエイベックスが商標登録、すでにサービス展開を行っています。
こちらは「スマートフォン・PC・AIスピーカーなどの既存デバイスと定額制音楽ストリーミング配信サービスを結合し、音楽コンテンツを含むサウンド(聴覚)や振動(感覚)によって、今までに無いAR体験をもたらす」というもの。
・SARFのプロモーションビデオ
このSARF、具体的には、観光協会と連携し、エイベックス所属アーティストがナビゲーターを務める「①:観光事業」、街や自然環境などリアル空間を音声によってゲームフィールド化する「②:ゲーム開発事業」などを行っていくようです。
渋谷区観光協会と連携した事例では、人気アーティスト・大塚愛さんがナビゲーターを務め渋谷区の観光案内、クイズやおすすめスポットの紹介などが楽しめる「AWALK TOKYO散歩 by 大塚 愛」が提供されました。
・ソニーモバイルからは、どのようなサービスが行われるか
今回の「Sound AR」が、具体的に何のサービスのことを指すのかは今のところ不明。今後に期待したいところです。
・商標データ
[商願2018-66046]
出願人:ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社
出願日:2018年5月21日
区分:9(イヤホンほか),38(オーディオのストリーミング方式による通信ほか),41(ストリーミングによる携帯電話回線を利用
参考文献
moguraVR「“見るAR”ではなく“聴くAR” エイベックスがAR事業本格参入」2018年5月11日