アップルウォッチ 4の心電図機能で命を救われたユーザーが早くも登場
先日12月7日、アップルはApple Watch向け最新OS、バージョン「watchOS 5.1.2」をリリースしました。
これにより、Apple Watch 4の看板機能「心電図機能(ECG)」が使えるようになったのですが、早速この機能により命拾いしたユーザーが登場、話題となっています。
匿名掲示板”Reddit”のユーザー、edentelさんが話すところによれば、新搭載された心電図機能を使ってみたところ、アプリからは心臓の病気の一つである「心房細動」の答え。
Apple Watch 4の心電図機能では、アップルウォッチがユーザーの心臓を定期的にチェック、通常より高い心拍数や低い心拍数など異常状態が生じていることを検知するとアラートを表示してくれる仕様となっています。
・アップルウォッチ 4が示した、edentelさんの心電図
表示された結果にびっくりした氏は、数回にわたってアプリで試すも返ってくる答えは変わらず。ついには妻にも心電図機能を試し、ようやくApple Watchが故障しているのではないことを悟り、そして自らの身に生じていることの全容を把握したそう。
意を決したedentalさんが病院に赴き、医者に状況を説明し精密検査を受けたところ、やはり出てきたのは「心房細動」の結果。
病院の医者曰く、「おそらくApple Watchがあなたの命を救いました。私は昨夜、心電図アプリが配信されることを知り、今後この機能により患者さんが増えることを予想してはいましたが、まさかこんなにも早く患者さんが来ることになるとは思いませんでしたね」とのこと。
というわけで期待が高まるApple Watch 4での心電図機能ですが、残念ながら日本では、この機能を持つ機器の販売は厚生労働省の第三者認証が必要なため搭載は不透明。先日(一部で)話題になったガーミンvivosmart 4での「血中酸素飽和度測定機能」と事情は同じ。
まさに日本でよくある「技術的は可能だが、法規制がそれを妨げイノベーションを消滅さす」事例の典型例となっています。
・アップルウォッチ 4での、心電図機能(ECG)のようす
情報元:reddit