アップル、iPhone 7で現在5つの新機能をテスト中?
中国のSNS「Weibo」で活動する情報提供者「摩卡RQ」氏が最近のリーク情報として明らかにするところによれば、アップルは現在、来年発売予定のiPhone 7について、次の5つの新機能をテストしているようです。
気になるiPhone 7の5つの新機能ですが、摩卡RQ氏によれば次の通り。
・デュアルカメラの搭載
・3D Touchディスプレイにおけるマルチタッチ搭載
・ワイヤレス充電
・指紋認証センサーを統合したディスプレイの採用
・ライトニングからUSB Type-Cへポートの変更
これら「新機能」の多くは、これまでもあちこちのリーク情報で伝えられてきたものであり、そう驚きのあるものではありません。
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しかし、3D Touchディスプレイでのマルチタッチ搭載の話は初めて出てきた話であり、大変興味深いものとなっています。
アップルは、実はUSB Type-Cポート搭載に積極的だった
それにしてもUSB Type-Cポート搭載の話についてですが、実のところアップルはグーグル、マイクロソフト、サムスンなどとともにUSB Type-Cポートの使用策定にかかわってきた企業であり、 グーグルがいち早くNexusシリーズにUSB Type-Cポートを搭載、サムスンもGalaxy S7での搭載が噂されていることを考えれば、iPhone 7でUSB Type-Cポートが搭載されてもおかしくはありません。
最近発売されたiPad Proでもアップルは依然としてLightningポートを採用しており、一見同社はUSB Type-Cに対して消極的にも見えますが、テックサイトThe Vergeによれば、アップルはUSB Type-Cの仕様策定の際、同社18人のエンジニアを派遣していたとのこと。
これはインテルの24人に次いで多く、マイクロソフト(16人)、Google(10人)、HP(6人)、デル(5人)など他社の派遣数と比べてみてもアップルがUSB Type-C採用に対して積極的であるのはまず間違いないようです。
The Verge誌ではこの事実を元に「アップルは今後、はMac以外の製品でもUSB Type-Cを採用していく」「ThunderboltやLightningもそのうち姿を消すだろう」としています。利点の多いUSB Type-Cにそのうち置き換わるのはまず間違いないとしても、さてiPhone 7ではどうなるのでしょうか。
参考文献
The Verge “The next version of USB is the key to Apple’s new MacBook”