iPhone 7に登場?アップル、マルチタッチが可能な3Dタッチディスプレイの特許ほかを取得
先月1月の話ですが、アップルが新たに38個の特許を取得していたことが分かりました。
マルチタッチが可能な3Dタッチディスプレイ
・ホイール動作などマウスに近い動作が可能に
今回取得した特許の中でも特に注目すべきものはこれ。マルチ(複数)タッチに対応した3Dタッチディスプレイについてのもので、申請日時は2014年第1四半期。
特許申請とともに提出されたイメージ図では地図アプリでの使用が紹介されているほか(下図)、マウスでのホイール動作とクリックのような操作も可能になるとのこと。
将来のiPhoneを予想させるような特許ですが、すでに識者からはiPhoneでの3Dタッチディスプレイ・マルチタッチ対応を予想する意見が出ています。
それはiPhone 6s/6s Plusの分解を行ったフォーマルハウト・テクノ・ソリューションズの柏尾南壮氏によるもので、氏によれば、iPhone 6sシリーズは6sと6s Plusで3Dタッチ用振動モーターの形状が全く異なるとのこと。
このような「形状が全く異なる」ということは非常に珍しいらしく、柏尾氏は「iPhone 7のためのユーザー調査としてこのようなことが行われたのではないか、そしてiPhone7ではこれら2種類のモーターをさらに進化させたものが組み合わされて搭載され、より鋭敏な3D タッチを可能にするのではないか」としていました。
そのほか今回の特許では、ゲーム機Xbox oneの「Kinect」のようなジェスチャーデバイスによる3Dマップ作成に関する特許、iPhone 5sから導入されたTouch IDの特許などが見つかりました。