次世代iPhoneは裸眼3Dディスプレイ搭載?
台湾の経済誌、経済日報がサプライチェーンからの情報として報じるところによれば、アップルは次世代iPhoneにメガネを用いなくての立体表示が可能な裸眼3Dディスプレイを搭載し、そのためのパネルの調達に乗り出したとのこと。
加えて経済日報によれば、アップルは現在、次世代iPhone向けの「3Dソフトウェアエコシステム」を開発中であるそうです。
さらには現行ディスプレイのインセル式ディスプレイは裸眼3D表示には適さず、そのため、次世代iPhoneにおいては台湾TPKを中心としたパネル調達に切り替られる模様とのことです。台湾TPKは現在、iPad向けにパネルの調達を行っているメーカー。
実際に3Dディスプレイは搭載されるの?
さて、裸眼3Dが搭載された機器といえばゲーム機「ニンテンドー3DS」や一時期の国内メーカーの3Dスマートフォン、最近ではAmazonの「Kindle phone」などが挙げられますが、そのどれもが著しい販売をあげたとは必ずしも言い切れません。
3Dスマートフォンはいつの間にかラインナップから姿を見せなくなり、Kindle Phoneは販売不振につき現在1ドルで販売されるまでになっています。
そのため、将来に出てくるiPhoneに実際に3Dディスプレイが搭載されるかはもちろん定かではありませんが、アップルは既に、メガネを使わないで3D映像を表示、さらに映像に触れることができる「インタラクティブ3Dディスプレイシステム」の特許を取得しており、ここからも同社が3D技術に強い関心を持っていることが伺えます。
少なくとも裸眼3Dディスプレイに関する研究を進めていることは間違いなさそうです。
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