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【レビュー】8インチUMPC「MiniBook」。日本語配列キーボードを搭載し、Core m3-8100Y&メモリ16GB
「MiniBook」はCHUWI(ツーウェイ)による8.0インチUMPC(小型ノートPC)。本体価格はCore m3 8100Y/16GB/512GBモデルが78,130円(Makauke 22%オフセール価格)、Makaukeでの発送は2020年1月から。
- リンク:CHUWI公式ホームページ
今回、CHUWIさんからMiniBookの貸し出し提供があったのでレビュー。
貸出機は、CPUに第8世代のCore m3-8100Y、内臓グラフィックスボードがインテルUHDグラフィックス615、メモリが16GB、そしてストレージに128GB eMMCを搭載。
ほか、バリエーションモデルも含めたスペック一覧は次の通りとなっています。
・MiniBook のスペック
OS:Windows 10 Home 64ビット
画面サイズ:8.0インチIPS光沢液晶(グレア)
画面明るさ:250カンデラ
タッチ:10点マルチタッチ
ディスプレイ解像度:1920×1200 (WUXGA)、アスペクト比19:10
CPU:Core m3-8100Y デュアルコア 1.10GHz / Celeron N4100 クアッドコア 1.10GHz
グラフィックス:Intel UHD Graphoics 615/Intel UHD Graphoics 600
ストレージ:128GB eMMC/256GB SSD/512GB SSD
メモリ:8GB/16GB LPDDR3
Wi-Fi:802.11a/ac/b/g/n
ブルートゥース:4.0
ポート:USB-A 2.0×1、USB-A 3.0×1、USB-C×1(充電ポート兼務)、ミニHDMI、microSDカードスロット、マイク&オーディオ
3.5mmヘッドフォンジャック:あり
バッテリー:26.6Wh
Webカメラ:200万画素
サイズ:201×128.6×19.3 mm
重さ:650g(本体)
本体カラー:シルバー
タッチペン:あり
日本語配列キーボードを採用
MiniBookの特徴として、第一に日本語配列キーボードの搭載があげられます。これがフルサイズキーボード仕様なので、とても使いやすい。
とはいえどうしても小型機ならではの「CapsLockキーと”A”キーが同一なため、位置感覚がずれる」「半角/全角・漢字キーの配置が左端にない」「句読点(マル、点、ピリオド)キーそれぞれが小さい」といった諸々(これらは他のUMPCでも同様)がありますが、とはいえ基本的には良好。
やはり、日本語キーボードが用意されているのは嬉しいもの。またBackSpaceキーにおける押しやすい右上の位置は好印象。
なお各キーはLEDバックライトを備えています。
キーピッチは18mmほどで、適切なピッチ幅を確保。スペースキー上部にある光学トラックポイントにしても、使いやすくてビックリ。なおスペースキーの下にあるキー2つは、それぞれマウスの「左クリック」「右クリック」の役割を果たします。
360度展開可能なYOGAデザイン。高級感ある作り
本体は360度展開できるYOGAディスプレイ仕様。アルミニウム合金のボディは、高級感があります。
ディスプレイの明るさは公称250カンデラ。画像ではわかりにくいですが、数値以上にかなり明るく感じました。手持ちのSurface Pro 4のディスプレイと比べても遜色ありません。
ポート類を確認すると、左側面にはUSB-A 3.0×1、USB-C×1(充電ポート兼務)、ミニHDMI。右側面はUSB-A 2.0×1、microSDカードスロット、マイク&オーディオ(3.5mmヘッドフォンジャック)。
[左側面]
[右側面]
8.0インチディスプレイはIPS液晶。光沢グレア仕様なので、けっこう映り込みがあります。
MiniBook本体の重さは実計測で約674g。ACアダプタはUSB Type-Cポート出入力。こちらの重さは実計測で約105g。
Core m3-8100Y&メモリ16GB、そのベンチマークスコア
CPUにインテル第8世代Core m3-8100Y、メモリ16GBを搭載し、「プレミアムデバイス」を謳う本機。ベンチマークスコアの結果は次の通り。
PCMark 10:2752
3DMark Sky Diver:2850
まとめ
日本語配列キーボードの搭載により、使いやすさが向上したデバイスである「MiniBook」。本体の軽さやサイズ感、スペック性能面から見ても遜色なく、仕事用途を中心に多彩な活用が可能な1台となっています。