30歳を超えて売れない、女性声優の悲痛な投稿が話題に。増える声優志望者と熾烈を極める生存競争
「30歳を超えて売れない、女性声優の悲痛な投稿」がインターネット上で話題になっていました。
・売れない女性声優の悲痛な投稿
女です、声優やってます一応。声優を名乗っていいのかすら。
所属事務所は弱小、あまり仕事ない、取れない。
もちろん私も下手だから、オーディションには落ちまくり。下手というか、結局、いっぱいいるほかの人達と似たような演技しかできない。だから、可愛くなくて若くない私は選ばれない。ようは何もないから。
テレビアニメ、ネットアニメ、出演ゼロ。珍しい話じゃない。ウィキペディア、もちろんない。
ある時、ソシャゲで名前あるキャラやらせてもらった時は感動したなー、嬉しかったなー。友達にも親にも報告した!友達が課金して引いてくれた時は、あー私声優やれて良かったなーって、、、。
ゲームはすぐサービス終了したけれど。
声優を夢見て、大学は親に無理言って東京の声優の専門に、楽しかったなー。
だけど、楽しいのもその時だけだったねー、オーディションってあんなに落ちるんだーわははー!ゼロゼロ続けているうちに30も超えて、声優としてはもう存在意義はほぼない。
バイトがないと生活できない、正社員にはなれないし、正社員になるスキルを持ってない。パソコン?電話?趣味の範囲でしかできない。
一度バイトの面接で何かパソコンスキルありますか?って聞かれてパソコンで絵が描けたり、サイトをって言ったらそうじゃなくてって言われて、、、。
本気でわからなかったからおどおどしちゃって、そしたらその人も困った顔してて、エクセルとかワードとかって聞かれて、ちょっと触れます(見栄)って言ったら、もちろん落ちた。
あー私そういう基本も知らないんだって恥ずかしくて、その日は泣いた。
今は本名じゃない仕事がメイン。そっちも売れてるかって言われたら、、、。
正直上がうますぎて、経験もないし、ここでもありきたりな演技しかできないことに打ちのめされた。(以上、リンク先からの一部引用)
・声優ブームと過酷な競争
現在の声優人気、アニメ人気を受け、声優を志す人の数は「15年で3倍」になったとも言われる昨今。
『AKIRA』の主人公・金田正太郎役で知られ、ラジオ大阪声優&アナウンススクールなどで講師を務める声優の岩田光央氏は、「テレビゲームの普及やスマートフォンゲームアプリの登場を受け、一昔前とは比較にならないほど声優の需要は増えた」としつつも、現状、300人の席を1万人が競い合っているとして、警鐘を鳴らします。
・このケースに対する、人々の声
・佐倉綾音は失職対策にMOS、P検、ITパスポートといった資格を持ってるらしい。ダヴィンチで読んだ。
・Microsoft Office Specialist(MOS)があれば大体の企業で戦えるかあら、取っておいたほうが良いよ
・夢を追いかけるのってホント、大変だわ…
・食べれてない声優や俳優、芸人の人は、コールセンターでお仕事をしてる人が多いですよ!オススメ!
・これだけの長文を書けるんだから、それを生かしてみては?頑張ってほしい
・友人や知人で声優を目指して専門学校に行き、卒業後はバイトで食いつなぐも事務所にはいつまでも経っても入れず、一方、親は夢から覚めるのをただただジッと待っているだけ、というケースを複数見たことある。これは見ていてツラい。
参考文献:
岩田 光央「「自称声優」が量産される声優業界の混迷」プレジデントオンライン、2019年4月