ソニーXperia、2020年には透過型有機ELを用いてノッチ部分が消える?
さて1か月以上前の話題を書いて恐縮ですが、情報提供者Ice Universe氏が気になる話をツイートしてます。
それによれば、
①:ソニーモバイルとサムスンは2020年までに透過型OLED(有機ELディスプレイ)を自社スマートフォンに採用
②:これにより、ディスプレイ直下にカメラを設置できるようになる
③:結果、文字通り「全面ディスプレイデザイン」なXperiaなりGalaxyが可能になる
とのこと。
In 2020 or even earlier, Samsung and Sony are ready to adjust the transparent OLED and CMOS under the screen is not technically a problem. https://t.co/1fAFP7SJFs
— Ice universe (@UniverseIce) May 24, 2018
具体的なイメージとしては以下の通り。現状、ユーザーからその存在が嫌われている「ノッチ部(切り欠け部)」ですが、今後、順次その領域が縮小。2020年にはスピーカーとカメラ穴だけのデザインに、そして2025年までにはノッチ部分が一切ない完全なベゼルレスデザインとなるようです。
もちろんこれは完全な想像図なのですが、Ice Universe氏曰く「科学技術の進歩は早く、2025年のスマホは我々の想像の範疇を超えるでしょう。そのころのFaceIDがどうなっているのかわからない」とのこと。
確かに2025年よりもっと前に、完全ベゼルレスデザインが実現できてしまうような気がします。
・アップルの特許も興味深い
一方透過型ディスプレイに関しては、アップルからも先日、似たような特許が出願されました。これも発想としては先ほどのものと同じ。ディスプレイにカメラを設置することでノッチ部分をなくすものとなっています。
・画面に開口部を開け、カメラやセンサーを画面下に入れるアップルの特許
ここ最近では中国メーカーを中心に、「いかにノッチ部をデザインから省くか」がスマートフォン界隈のトレンド。そしてその流れは、しばらく続くものとなりそうです。