ソニーモバイルの最新フラグシップ端末である「Xperia Z4(海外ではZ3＋)」と昨年のモデルであるXperia Z3との動作速度を比較した動画がユーザーから公開されました。
ベンチマークソフトでのスコアではXperia Z4がZ3を上回る一方で、アプリを動かし実際の動作を検証をした場合では、Z3のほうが優れていることがわかります。
１）Antutuベンチマークスコア
Xperia Z4・・・46,253
Xperia Z3・・・43,222
スコア上はXperia Z4の方が上回っています。しかし、Z3が旧世代SoC「Snapdragon 801」を搭載した機種であり、Z4が最新SoC「Snapdragon 810」を搭載していることを考えると、差はわずかなものだといえるでしょう。
２）実際の動作テスト
また動画では実際に動作させてみてのパフォーマンステストも行われています。それぞれの端末で「同じアプリを順番に開き、同じ動作をさせ終了させる」といったテストをこなしたところ、結果は次の通りになりました。
Xperia Z3・・・1分12秒
Xperia Z4・・・1分19秒
こちらではXperia Z3のほうが優れています。
前々からXperia Z4ではSoCの発熱問題とそれによるパフォーマンスの低下が指摘されていましたが、どうやらその問題は深刻そうです。