ソニー、海外公式ブログでXperia Z5 Premiumの4K表示についてさらに詳しい説明を行う
ソニーは海外公式ブログにおいて、Xperia Z5 Premiumの4K表示に関するQ＆Aを掲載しました。
世界初となる4Kディスプレイを搭載することで話題のXperia Z5 Premiumですが、すでに動画/静止画など4Kコンテンツの表示以外ではバッテリーの過度の消耗を避けるため、フルHD1080p解像度で表示されることがアナウンスされています。今回のQ&Aの掲載は、そのアナウンスのさらなる詳しい説明を目的に行われました。
それによると、4Kコンテンツの再生は、基本的にソニー独自の「Movie」アプリや「Album」アプリでのみ可能になるとのこと。
これは「自分で撮影した4K動画はともかく、YouTubeやNetflix、米Amazon.comなど4K動画を提供する外部ストリーミングサービスのコンテンツは4Kで表示されず、最大でもフルHDでしか表示できない」ということを意味します。
ですので「たとえ動画/静止画でしか4K表示が出来なくても、それならYouTubeやネットフリックスのコンテンツは4Kで見ることが出来るのかな」と期待してしまいますが、そうはならないようです。
とはいえ、そこはさすがソニー、4Kブラビアで培った超解像技術を生かし、フルHDコンテンツも4K解像度準拠にアップスケールされて再生されはするそうですが。
これはそもそもOSであるAndroidが、現時点で4Kレンダリングに対応していないために生じてしまうのとのこと。
同様のことはスクリーンショット撮影でも起こるため、たとえ4K動画を再生したものをキャプチャーしてもスクリーンショットはフルHDで保存されます。
というわけで、外部コンテンツ4K再生不可の話は少し残念ですが、OSに起因する問題であるので、将来的なAndroidの更新から、またはYouTubeやNetflixなどアプリ側の更新によって改善される可能性はあります。
リンク：Xperia Z5 Premium – your 4K display technology questions answered