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ソニーモバイル、18年第2四半期は営業損失298億円。ソニーそのものはPS4とFate GOにより絶好調
ソニーは2018年第2四半期(2018年6月から9月;Q2)の決算を発表しました。
ソニーそのものとしては引き続き絶好調なようで、連結営業利益計画を上方修正。このままいくと営業最高益を2年連続で更新するものとしています。
・「ゲーム部門」とFate GO擁する「音楽部門」が絶好調
具体的には、PS4を擁するゲーム&ネットワークサービス部門とアプリ「Fate/Grand Order」を配信する音楽部門が絶好調。それぞれ18年度の営業利益計画は、ゲーム部門は営業利益3100億円、音楽部門は同2300億円となっています。
ほかスマートフォンオンカメラセンサーで知られる半導体部門は利益計画1400億円、「スパイダーマン」の映画部門は同500億円、金融部門は安定しており同1700億円、テレビなど家電のホームエレクトロニクス&サウンド部門は同860億円となりました。
・スマホ部門は赤字…
一方Xperiaでおなじみ、モバイル・コミュニケーション(スマホ)部門はスマートフォンの販売見通しが減少した影響で損失が拡大し、Q2期の営業利益は298億円の赤字に。18年度の営業利益計画は7月の見通しよりさらに悪化し、950億円の赤字となっています。
具体的にはXperiaのモデル数を削減した結果、18年第2四半期のスマートフォン販売台数は160万台に留まりました。主にヨーロッパ、日本におけるスマートフォン販売台数の減少が見られたそうです。