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アイス製品、20品目の糖質含有量一覧
おいしいけれど、ダイエットには天敵のイメージがある「アイス」。気になる「アイスの糖質量」を調べてみました。
こうやって見比べてみると、商品によって含まれている糖質量がけっこう違うようです。
・主なアイス製品の糖質量(糖質量が多い順)
商品名 | 糖質量(炭水化物量)※ | 乳脂肪分(種類) |
スーパーカップSweet’s 苺ショートケーキ(明治) | 37.9g | 6.0%(ラクトアイス) |
エッセル スーパーカップ 超バニラ(明治) | 36.3g | 不明(ラクトアイス) |
エッセル スーパーカップ 抹茶(明治) | 35.8g | 不明(ラクトアイス) |
チョコモナカジャンボ(森永製菓) | 34.1g | 不明(アイスミルク) |
サクレレモン(フタバ) | 33.2g | 不明(氷菓) |
サンデーカップ パリパリチョコ(森永製菓) | 30.4g | 不明(ラクトアイス) |
MOW バニラ(森永乳業) | 29.5g | 不明(アイスクリーム) |
爽 バニラ(ロッテ) | 28.4g | 不明(ラクトアイス) |
モナ王 バニラ (ロッテ) | 28.2g | 不明(アイスミルク) |
ガーナチョコ&クッキーサンド(ロッテ) | 25.5g | 不明(アイスミルク) |
ハーゲンダッツ ミニカップ グリーンティー | 21.6g | 13.5%(アイスクリーム) |
ハーゲンダッツ ミニカップ ストロベリー | 21.4g | 14.0%(アイスクリーム) |
クーリッシュ バニラ(ロッテ) | 21.1g | 不明(ラクトアイス) |
ハーゲンダッツクリスピーサンド キャラメルクラシック | 21.0g | 13.0%(アイスクリーム) |
ハーゲンダッツ ミニカップ バニラ |
19.9g | 15.0%(アイスクリーム) |
PARMチョコレート(森永乳業) | 12.8g(1本辺り) | 不明(アイスクリーム) |
大人のひととき レディーボーデン バニラ(ロッテ) | 12.5g | 16.0%(アイスクリーム) |
SUNAO バニラ(グリコ) | 9.3g | 不明 |
SUNAO バニラ ソフト(グリコ) |
7.6g | 不明(アイスミルク) |
アイスボックス グレープフルーツ(森永製菓) |
3.2g | 不明(氷菓) |
※通常、「炭水化物量」と「糖質量」は異なるものですが(炭水化物=糖質+食物繊維)、国が定める「日本食品標準成分表」では、アイスクリーム、ラクトアイス、アイスミルクの食物繊維量は全てゼロとなっています。そのため、ここでは炭水化物量と糖質量を同じものとして扱っています。
・「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」の違い
それにしても名前はよく聴くけど、違いがあんまりわからない「アイスクリーム」と「アイスミルク」、「ラクトアイス」の違い。
厚生労働省は、「アイスクリームの種類」を次のように定めています。
乳固形分 | 乳脂肪分 | 製品の価格 | |
---|---|---|---|
アイスクリーム | 15.0%以上 | 8.0%以上 | 高い |
アイスミルク | 10.0%以上 | 3.0%以上 | ほどほど |
ラクトアイス | 3.0%以上 | – | 安い |
氷菓 | – | – | 安い |
すなわち”アイスクリーム”とは、「乳固形分が15.0%以上 (うち乳脂肪が8.0%以上) 入っているもの」を指す様子。
同様に、アイスミルクとは「乳固形分が10.0%以上 (うち乳脂肪が3.0%以上)」、ラクトアイスとは「乳固形分が3.0%以上入っているもの」のことを指すものとなっています。
・「アイスクリーム」に分類された商品は、(結果的に)糖質量が少ない
上の表からもわかる通り、ダイエットの目安となる糖質量は「アイスクリーム」「氷菓(アイスボックス)」と区分されている商品が、より少なくなりやすいようです。
実のところ、ml単位当たりで考えた場合において『「アイスクリーム」の糖質量が少ない』ということはないのですが、そこは1個当たりの量が少ないため(「ハーゲンダッツ カップ」や「大人のひととき レディーボーデン」など)、結果として糖質量も少なくなるようです。「パッケージング上のトリック」とでも言いましょうか。
一方、アイスボックスはダイエット甘味料を用いているため、糖質量が少ないものとなっています。かき氷系の氷菓は、普通に砂糖を用いているため糖質量は多いものに。
まとめると以下の通り。
【糖分量の多さの目安(あくまでも1商品当たり)】
(←少ない 多い→)
氷菓(アイスボックス)<アイスクリーム<アイスミルク<ラクトアイス