台湾紙報道:2021年発売の新型「iPad Pro 5」は、ミニLEDディスプレイを搭載する初めてのタブレットに。パネル供給元は台湾AUO
・こちらは現在のiPad Pro
台湾の大手新聞・チャイナタイムスが、今後のタブレットにおけるミニLEDパネル搭載の動向を伝えています。
2021年発売、iPad Pro 第5世代
テクノロジー関連を扱うシンクタンク・omdiaによる分析として同紙が伝えるところによれば、2021年はいよいよ、ミニLEDディスプレイを搭載したタブレットが市場に流通する年に。
そのトップバッターとして、アップルから「12.9インチ iPad Pro 第5世代」が発売されます。
アップルのタブレットといえば、先日デザインがリークされた新型「iPad Air 4」など、今後iPad Proライクな狭小ベゼルデザインを搭載する機種が増え、デザイン上の違いが見えなくなっていく中、iPad Proは「ディスプレイの美しさ」をほかiPad各機種との差別化の一つに据える方針の様子。
・先日リークされた、iPad Air 4
ミニLEDの供給元は台湾AUO
画質、コントラスト、省電力性など様々な点で優れているミニLEDディスプレイですが、欠点が無いわけではなく、例えばそれはコストの高さ。
現在、12.9インチタブレット向けパネルのコストは約44米ドル。これがOLEDパネルになるとそのコストは76米ドルに上りますが、ミニLEDパネルでは300米ドルにも達します。
iPad Pro 第5世代のミニLEDパネル、その供給元は台湾AUO(BenQグループ)。
現状ミニLEDパネルを供給するメーカーは同社含め数社しかなく、今後ミニLEDディスプレイの需要が高まる中で、AUOの好況が続くだろう旨をチャイナタイムスは伝えています。
なお記事中においては、サムスンもミニLEDディスプレイを搭載した機種を開発中であることがレポートされていました。これも紹介しますと文が長くなるので、別稿で…。
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SOURCE:chinatimes.com