Galaxy S22 Ultraで採用と噂、65W新型充電器が認証通過 USB PD PPS対応
サムスンが65Wの充電器を開発中であることは、すでによく知られています。
この65W充電器「EP-TA865」に関し、初めて認証通過があったのは2020年9月のこと。そして今年1月には本体実物写真がリークされました。くわえて同2月には別の認証通過もなされています。
そして今回、新たな認証を通過。今回はデンマークのUL(Demko)認証によるものとなっています。
スペック情報が明らかに
今回の認証では、EP-TA865に関する詳しいスペック情報も明らかにされており、それによれば、この充電器はUSB PD PPS仕様を採用し、20V/3.25Aによる65W供給が可能。また5V、9V、15Vそれぞれの出力にも対応しているので、一般的なPD規格にも適合。一部のラップトップを含む他デバイスにも簡単に使える、実に汎用性の高い充電器となっています。
65W急速充電に対応する新モデル
ここ最近の噂によれば、サムスンは2022年初頭に発売予定の「Galaxy S22」シリーズ、3モデルすべてにおいて、この65W充電器に対応するべく現在開発に取り組んでいるとのこと。
また8月11日に開催されるイベント「Galaxy Unpacked」において、「Galaxy Z Fold3」に65W急速充電が搭載されるかもしれないという期待もあります。ただ当日発表される別のモデル「Galaxy Z Flip3」に関しては、これまでのリーク情報によると15W急速充電が確定的となっています。
ただサムスン内部でGalaxy Note 10+で45Wの充電実験を行った際は、25W充電に比べ、45W充電の実質的なメリットがみつからなかったともされており、今後の動向に関してまだわからないところもあるのが実際となっています。