アップル、有機EL搭載MacBook Airを開発中。次期iPad Proはスタックタンデム有機ELで消費電力を30%削減
Display Supply Chain Consultantsのアナリスト、Ross Young氏の新しいレポートによると、Appleは、有機ELディスプレイを搭載した「MacBook」と「iPad」の発売を計画しているようです。
これらのモデルは、2024年頃に市場に投入される予定。
有機ELディスプレイ搭載MacBook
有機ELディスプレイを搭載したMacBookは、MacBook Airになると予想されています。画面サイズは13.3インチサイズ。とはいえ、まだ確定事項ではなく、MacBook、MacBook Pro、または新しいカテゴリーになる可能性もある様子。
実際、MacBook Airの新モデルが先日登場したばかりであることを考えると、新しいMacBook Proや新しいMacBookのカテゴリーがより可能性の高いシナリオのように思われます。
次期iPad Proの有機ELディスプレイについて
一方、有機ELディスプレイを搭載した11インチと12.9インチのiPad Proの両モデルは、「スタックタンデム」というディスプレイ技術を採用。
これは、パネルの耐久性を高めつつ、消費電力を30%削減できるという優れモノ。加えて、電力効率を高めるために可変リフレッシュレートも搭載するとの話。
なお最近の報道によれば、Appleは現在、「15インチMacBook Air」、より小さな「12インチMacBook」の開発にも取り組んでいるようです。
同社の新型チップ、「Apple M2 Pro」および「Apple M2 Max」チップはTSMCによって今年後半に量産される見込みとなっており、リフレッシュされた14インチおよび16インチのMacBook Proは早ければ今年後半にも登場するかもしれません。