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ソニー「高性能スマホ市場の縮小も、2021年下期には一服する。同期以降は、センサー事業を再度利益成長の軌道に戻したい」
先日の記事で紹介したように、ソニーは現状、高性能スマートフォン市場が衰退傾向にあるものだと考えているようです。
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これは、Xperia 1Ⅱなど伝統的に高性能スマホに強い「ソニーモバイル」、また収益構造的に高性能モデルが存在した方がメリットある「ソニーイメージセンサー部門」にとって、逆風が吹くものの何物でもないのは言うまでもありません。
「スローダウンが2021年下期には一服する」
しかし、よくよくソニー側の考えを探っていくと、必ずしもこの現状(スマホ高性能モデル市場の衰退)が永続するものとは捉えていない様子。具体的には、「ハイエンド市場のスローダウンが2021年下期には一服する」ものと考えている模様。
そのためソニーイメージセンサー部門の今後の中長期的な取り組みにしても、2021年度下期以降には、事業を再度利益成長の軌道に戻せるように取り組んでいく、とのこと。
またソニースマホ部門に関しては、各種構造改革など「筋肉質」な取り組みによりこちらも成長路線に。この部門は今期、2016年度以来の通気黒字を見込んでいます。
参考文献:ソニー2021年3月第四半期決算