ソニーから、2021年3月期第2四半期(2020年7~9月)連結業績が発表されました。
好調さを示すソニーグループ
いわゆる巣ごもり需要を背景に、ゲームソフトや音楽配信の売り上げが大きく伸びたことが後押し、好調な数字が並ぶものに。
同期における同社全体の売上高は前年同期比0.004%減となる2兆1135億円、営業利益が同14%増の3187億円、当期純利益は同145%増の2717億円となっています。
前年同期比89億円の大幅増益
さてXperiaを扱うモバイル・コミュニケーション部門(エレクトロニクス・プロダクツ&リューション分野内)に関心を向けると、営業利益は95億円の黒字を計上。
第1四半期(2020年4~6月)から続いての大幅増益(前年同期比で89億円)となっており、引き続きモバイル部門の経営状況の良さがうかがえます。
EP&S分野全体も好調
くわえてエレクトロニクス・プロダクツ&リューション(EP&S)分野全体の当四半期の売上高は5,047億円。同営業利益は前年同期比126億円増の540億円と、こちらも好調。
また通期見通しについては、1兆8700億円の売上高はそのままに営業利益を前回から70億円増となる670億円に上方修正。
これについては、「為替の好影響により」とのこと。
なおソニーモバイルの2020年度通期決算は、黒字見込みとなっています。
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