ソニー、2023年度第1四半期決算を発表
・Xperia 1Ⅴ
ソニーの2023年度第1四半期決算の様子
・ソニーは、2023年度第1四半期(4月から6月)の決算を発表した。ゲームおよびネットワークサービス、音楽、イメージング、金融サービス事業が大幅に増加したことにより、全体の売上高は33%増加した。
・同社は報告書の中で、ゲーム機PlayStationの正確な出荷台数を明らかにしていない。単に、ゲーム&ネットワークサービスが前年比27%増となり、翌月以降も売上増が続く見込みであるとしている。
・同様に、4月から6月までのXperiaスマートフォンの販売台数は不明。ただスマートフォン事業が含まれるエンターテインメント、テクノロジー&サービス部門に売り上げは前年同期比12%減となった。
・今年度末の見通しについては、ソニー各部門にとってあまり期待できるものではなさそうだ。映画部門は、全米脚本家組合および全米映画俳優組合のストの影響を大きく受けており、米国でこの問題が解決するまで、映画およびTVタイトルの発売および開発が延期される。そのため映像事業も売り上げは減少傾向にある。
・同様に、世界的なスマートフォンの販売減は、カメラセンサーの主要サプライヤーのひとつであるソニーにも影響を及ぼしている。
・一方で、ゲーム部門は収益が見込まれるところである。「アサシン クリード ミラージュ」、「サイバーパンク2077」などファーストパーティ以外のゲームを含むタイトルの売上が予想を上回ったため、2024年3月期通期の売上高予想は6.1%に上方修正された。
SOURCE:ソニー(PDF)