台湾紙報道、アップルが21年1月~3月に新型「iPad Pro 12.9インチ ミニLED」を発売。一方、有機ELパネル搭載は2022年まで行われず
台湾の通信業界向けマスコミ・DigiTimesの最新レポートによれば、アップルは新型「iPad Pro 12.9インチ(iPad Pro 12.9インチ 第5世代)」を、2021年第1四半期(1月~3月)に発売します。
DigiTimesは情報の信ぴょう性の高さで知られるマスメディア。
これまで著名アナリストMing-Chi Kuo氏のレポートによれば、ミニLED搭載iPad Proの発売は「2021年前半」となっていました。すなわち今回のレポートで、リリース日程がより具体的なものとなっています。
また今回のレポートによれば、アップルは現在、ディスプレイおよびタッチパネルのサプライチェーンを多様化しているとのこと、具体的にはBOEによるiPhone用OLEDパネルの供給、GISによるiPhoneおよび次期iPad Pro向けタッチパネルの供給がそれぞれ開始されます。
なおGISは、中国・成都の子会社が2020年8月に提案した21億9,800万元(7,630万米ドル)、11月に提案した14億2,100万元の投資をそれぞれ承認、その資金はタブレット向け統合型タッチモジュールの生産能力の増強に割かれています。
同子会社は現在、iPadとMacBook向け統合タッチモジュールを生産中ですが。今回の話に上っている「新型 iPad Pro 12.9インチ」にしても、miniLEDバックライトパネル向け統合タッチモジュールは同社が生産する予定とのこと。
有機ELディスプレイの搭載は2022年以降
よりすぐれたコントラストや明るさ性能など、現在のiPadディスプレイよりも多くのメリットを持つとされている「ミニLEDパネル」。
このパネル以外にも、アップルは新パネルとして有機ELディスプレイ(OLED)の搭載を検討中のようですが、ここ最近のレポートによれば、それはまだ時期尚早である様子。2022年まではOLEDへの移行は無いようです。
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SOURCE:macrumors.com