2024年新型「iPad mini 第7世代」、リークスペック情報まとめ
・こちらは、好評発売中の現行モデル「iPad mini 第6世代」です。
更新情報
9/3:「1:発売・発表日」
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新型モデル、「iPad mini 第7世代」の情報ページです。
New→1:発売・発表日
・2024年後半に発売か
ここ最近では、約2年でのモデルチェンジが行われてきたiPad miniシリーズ。現在のモデル「iPad mini 第6世代」が発売されたのは2021年9月のことでした。
よって、そろそろ新型モデルが登場してもおかしくないところ。大手メディアBloombergなどは、9月9日のアップル新製品発表会でのiPad mini新型モデルの登場を予期しています。
【ここ最近における、iPad miniシリーズのリリースの動き】
- iPad mini 6:2021年9月アナウンス
- iPad mini 5:同 2019年9月
- iPad mini 4:同 2015年9月
2:新型「iPad mini 第7世代」のリークスペック、ポイント
・スペック
ディスプレイ:8.5インチ
画面特徴:有機ELディスプレイ
パネル生産:サムスンディスプレイ、LGディスプレイ
チップセット:Apple A16
メインカメラ:1200万画素
本体デザイン:iPad Air 4に似た、狭フチ・狭ブチ「フラットエッジ」デザイン
TouchID:電源ボタン部分に内蔵(画面指紋認証は非搭載)
画面特徴:広色域ディスプレイ(P3)、True Toneディスプレイ、耐指紋性撥油コーティング、フルラミネーションディスプレイ、反射防止コーティング、1.8%の反射率
メモリ:4GB
ブルートゥース:Bluetooth 5.3
Wi-Fi:Wi-Fi 6E
・iPad mini 第7世代はマイナーアップデートモデルか
米メディア・ブルームバーグがレポート。
それによると、「iPad miniの次期モデルは、チップセット向上など、マイナーアップデートにとどまる。ただ、その次のモデルはメジャーアップデートととなり、大幅なモデルチェンジが行われる。」そう。
3:新たに、「Wi-Fi 6E」「Bluetooth 5.3」を搭載
大手ITサイトのMacRumoursは、次期 iPad mini が「Wi-Fi 6E」 や 「Bluetooth 5.3」といった通信機能を新たに搭載すると主張しています。
これら機能は、iPadシリーズでは最新iPad Proにおいて初めて搭載されました。
4:有機ELディスプレイを搭載
この新モデルでの大きなポイントとしては、ディスプレイに有機ELパネルを採用するという点。
現在、有機ELディスプレイを搭載した「iPad」や「MacBook Pro」の開発を進めるアップルですが、iPadシリーズでの初搭載はiPad miniとなる様子。
(ただし、iPad miniとは別シリーズの可能性もあり)
・ディスプレイ大型化
さらに、現行iPad mini 6での8.3インチから、8.5インチへと画面がさらに大型化。
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5:ProMotionディスプレイについて
噂情報によると、アップルは現在、ProMotion機能を備えるサムスン製 8.3 インチ ディスプレイをテストしているようです。
ただディスプレイアナリストのロス・ヤング氏によると、現時点ではProMotion機能はiPad Proシリーズのみの搭載となり、iPad mini 第7世代では搭載されない様子。
6:メインカメラ・フロントカメラの機能アップデート
カメラ画素数など、大幅なカメラ性能のアップデートが行われるかはまだ不明。
その一方で、iPad ProやiPhone 14 Proなどで搭載されているさまざまなカメラ機能が新たに搭載される見込みです。
【iPad mini 第7世代で新たに搭載されると見込みのカメラ機能】
・ProRes ビデオ撮影
・オーディオ ズーム
・ステレオ オーディオ録画
・ポートレートモード
・ポートレート ライティング
美しい自撮り撮影が可能なポートレートモード
7:iPad mini Proが登場?
韓国のブログ、”Naver”発の怪しい噂として、上位モデル「iPad mini Pro」が開発中という話。
なんでも、iPad ProとiPad miniの中間に位置する画面サイズ・スペック性能を持つそうです。
ただこの話、情報源が怪しいため信憑性は低そうです。
8:折りたたみ型iPad miniの登場時期は
前述の通り、新型「iPad mini 第7世代」の2023年発売は十分ありそうな話なのですが、同じく登場が噂される「折りたたみ型iPad mini」については、発売は当分なさそうです。
アナリストのミンチー・クオ氏は、22年12月のレポートにおいて「2025年まで折りたたみ型iPadモデルの発売はない」とコメントしています。
【2021年モデル】
9:iPad mini 6のポイント。デザインリニューアル・画面大型化ほか
【発表・発売日など】
製品名:iPad mini 第6世代(iPad mini 6)
発表日/発売日:2021年9月15日 / 同9月24日
【価格】(アップルストア価格)
64GBモデル | 256GB | |
Wi-Fiモデル | 59,800円 | 77,800円 |
セルラーモデル | 77,800円 | 95,800円 |
※本体価格は全て税込みです。
・2021年9月のイベントで発表
2021年9月15日午前2時(日本時間)に開催されたアップルの新製品発表イベントにおいて、新型「iPad mini 第6世代」が発表されました。
【スペック上の特徴】
・本体デザインがリニューアル。iPad Air 4 / iPad Proのような、ベゼルが小さく薄いものに
・画面サイズは8.3インチと、これまでより大型に
・ポート端子が、これまでのLightningからUSB-Cに変更
・2021年発表の最新「A15」チップセットを搭載
・ミニLEDパネルの搭載はない
搭載が噂されていた「ミニLEDパネル」ですが、結局、今回のiPad mini 6では採用は見送られました。そのため、この最新モデルでも画面明るさは500ニトとなっています。
なおミニLEDパネルとは各LEDサイズが200ミクロン以下となることで、優れたコントラストや省電力性能を実現するもの。その性能のすばらしさは、iPad Pro 12.9インチ 第5世代にて折り紙付き。
<ミニLEDパネルを搭載した、iPad Pro 12.9インチ 第5世代>
【現在発売中のモデル】
10:iPad mini 第6世代 のスペック
iPad mini 第6世代のスペックは以下の通りです。
・iPad mini 6のスペック
ディスプレイ:8.3インチLiquid Retina ディスプレイ(iPad mini 5は7.9インチ)
本体デザイン:iPad Air 4に似た、狭フチ・狭ブチデザイン。本体側面部が角ばったものに
TouchID:電源ボタン部分に内蔵
画面解像度:2,266×1,488ピクセル
画面密度:326ppi
画面明るさ:500ニト
画面特徴:広色域ディスプレイ(P3)、True Toneディスプレイ、耐指紋性撥油コーティング、フルラミネーションディスプレイ、反射防止コーティング、1.8%の反射率
チップセット:A15 Bionic
メモリ:4GB(これはまだ噂レベル)
ストレージ:64GB/256GB
メインカメラ:1200万画素シングルカメラ。f/1.8、1080p60fpsビデオ撮影、最大5倍のデジタルズーム、5枚構成のレンズ、クアッドLED True Toneフラッシュ、Focus Pixelsを使ったオートフォーカス、パノラマ(最大63MP)、スマートHDR 3、写真とLive Photosの広色域キャプチャ、高度な赤目修正、写真へのジオタグ添付、自動手ぶれ補正、バーストモード、4Kビデオ撮影(24fps、25fps、30fpsまたは60fps)、1080p HDビデオ撮影(25fps、30fpsまたは60fps)
バッテリー:19.3Wh、Wi‑Fiでのインターネット利用、ビデオ再生が最大10時間
Apple Pencil:第2世代「Apple Pencil」に対応
ポート端子:USB Type-C(これまでのLightningから変更)
本体サイズ:195.4mm x 134.8mm x 6.3mm(iPad mini 5より、縦幅がスリムに)
重さ:Wi-Fiモデル 293 g、Wi-Fi + Cellularモデル 297 g(それぞれ、iPad mini 5より軽く)
本体カラー:スペースグレイ、ピンク、パープル、スターライトの4種
11:8.3インチにディスプレイ大型化
新型iPad mini 第6世代では、8.3インチのディスプレイを搭載します。
7.9インチディスプレイを搭載するiPad mini 第5世代とほぼ同じ本体サイズのまま、画面が大きくなりました。
12:iPad mini 5より、スリムで軽い(本体サイズ、重さ比較)
大画面化ばかりに目が行きがちですが、実は新型「iPad mini 第6世代」は、横幅そのままに縦幅が短くスリムになりました。
さらに、Wi-Fi・Wi-Fi+セルラーモデルともに、7~11gほど本体が軽くなっています。
・iPad mini 6とiPad mini 5の本体サイズ、重さ比較
機種 | たて | よこ | 厚さ | 重さg |
iPad mini 第6世代 | 195.4 mm | 134.8mm | 6.3 mm |
Wi-Fiモデル:293 セルラーモデル:297 g |
iPad mini 第5世代 | 203.2mm | 134.8mm | 6.1 mm | Wi-Fi:300.5g
セルラー:308.2g |
13:本体デザイン
・本体デザイン
・本体カラーはスペースグレイ、ピンク、パープル、スターライトの4種
14:ホームボタンが廃止。電源ボタン部分にTouch IDを設置
この新型モデルでは、ホームボタンが廃止されました。
ただTouch IDそのものは廃止されず、電源ボタン部分に設置。すなわち、2020年9月に発表された、iPad Air 第4世代と同じ仕様となっています。
・電源ボタン部分にTouch IDを設置
15:音量キーが本体上部に移動。キーボードが使いやすい位置に
音量プラス・マイナスキーの位置が、これまでのiPadシリーズでおなじみだった「本体側面部」から、「本体上部(電源キーと同じ箇所)」へと変更されています。
この変更について、ITサイトMacRumoursは、「MagicKeyboardなど、キーボード類を使いやすくするための変更」と推測しています。
・音量キーの位置が変更(これはプロトタイプの画像)
16:搭載される新チップ「A15」。iPhone 13版と性能が異なる
搭載される新チップは「A15 Bionic」。
最大40パーセント速いCPUパフォーマンスと、Apple Neural Engine
・iPhone 13版「A15」より、性能が抑えられている
ともにアップルの新型チップ「A15 Bionic」を搭載する「iPhone 13」シリーズと「iPad mini 第6世代」ですが、A15のクロック周波数が両モデルでは異なります。
iPhone 13シリーズで3.2GHzとなる一方、iPad miniで同2.9GHzと、ダウンクロックされています。
このダウンクロックにより、iPad mini 6のベンチマークスコアパフォーマンスはiPhone 13より2〜8%の影響があるものとなっており、例えばCPU・メモリ性能を計測するベンチマーク「Geekbench 5」のスコア結果は、以下の通りとなっています。
・iPad mini 第6世代 シングル:1595 / マルチ:4,540
・iPhone 13 Proの シングル:1,730 / マルチ:4,660
17:USB-Cポートを新搭載。Lightningポートは廃止
新型iPad mini 第6世代では、おなじみのLightningポートが廃止されました。新たにUSB-Cポートを搭載し、できることがもっと広がります。
画像はTeenage Engineering社のシンセサイザー、「OP-Z」と接続したところ。
18:セルラーモデルは5G通信に対応
Wi-Fi +セルラーモデルは、5G通信に対応しています。
19:報告されている不具合
iPad mini 6において、ユーザーから報告されている不具合を紹介します。
①:バックアップから復元すると、ウィジェットがデフォルトの設定に戻っている
【対処法】
これはアップル公式からアナウンスされた不具合。同社からの対処法としては「この問題が起きた場合は、以下の方法でウィジェットをあらためてカスタマイズしてください。」とのことです。
【やり方】
- ウィジェットを長押し。クイックアクションメニューを開く。
- 「[ウィジェット名] を編集」をタップして適時変更します。