新型Mac mini(2023)、リークスペック情報まとめ
更新情報
4/22:「3:新チップ「Apple M3」を搭載。大幅な性能アップ」「1:発表・発売日」
New→1:発表・発売日
発表・発売:2023年後半/下半期
なおリーク情報によれば、Mac miniの発売日については元々「2022年3月」予定だったそう。COVID-19関連の生産遅れにより、当初の発売計画が遅れているものとなっています。
とはいえ数多くのリーク情報が出ているだけに、そろそろ発表があってもおかしくありません。
・ここ最近のMac miniの発売日と搭載SoC
製品名 | 発売日 | チップセット |
mac mini(2018) | 2018年10月 | Intel Core i3-8100B / Intel Core i5-8500B / Intel Core i7-8700B |
mac mini(2020) | 2020年11月 | Apple M1 |
mac mini(2022) | 2022年10月? | Apple M2・M2 Pro |
2:新型「Mac mini(2023)」のポイント
新型「Mac mini」のポイント
・デザイン:現行「Mac mini」とほぼ同じも、天面にプレキシガラスを設置する新デザインを採用。より高級感あるものに
・搭載ポート:Thunderbolt×4、USB-A×2、イーサネット、HDMI、さらに追加ポートが搭載
・本体サイズ:わずかに小さく
・チップセット:新型アップルシリコン「Apple M3」を搭載
・ほかのアップル機種と同じく、この新型Mac miniも多彩なカラーバリエーションが用意される
New→3:新チップ「Apple M3」を搭載。大幅な性能アップ
・高性能コア数、GPUコア数が増え、さらに高性能に
チップセットSoCに関しては、新たに「Apple M3」を搭載。
このSoCは2023年に生産が始まる新型チップセット。製造プロセスが3nmと、これまでより微細化されており、これまでより大幅な性能アップ、消費電力の低下が可能に。
Apple M1の搭載だった現行モデルからの大幅なパワーアップが期待できます。
【Apple M1とApple M2、噂のApple M3のスペック比較】
Apple M1 | Apple M2 | Apple M3 | |
登場年 | 2020 | 2022 | 2023 |
コア数 | 8コア | 8コア | 20コア/32コア
(20コアの場合、構成は高性能コア×16+4高効率コア×4) |
GPUコア数 | 7コアまたは8コア | 最大10コア | ー |
Neural Engineコア数 | 16コア | 16コア | ー |
メモリ | 最大16GB | 最大24GB(16GB/8GBも用意) | ー |
メモリ帯域幅 | 66GB/s | 100GB/S | ー |
TFLOPS | 2.6TFLOPS | ー | ー |
ニューラルエンジン演算 | ー | 15.8兆演算 | ー |
製造プロセスnm | 5nm | 5nm | 3nm |
トランジスタ数 | 160億個 | 200億個 | ー |
CPU周波数 | 0.6~3.2 GHz | ー | ー |
CPU性能 | ー | (M1比)18%高速化 | ー |
GPU性能 | ー | (M1比)35%高速化 | ー |
AI処理性能 | ー | (M1比)40%高速化 | ー |
・Apple M2 Ultra/Max搭載モデルは開発中止に
これまで、新型Mac miniのチップセットに関しては「Apple M2 Ultra」「Apple M2 Max」の搭載が噂されてきました。
ただ最近(2023年春)のリーク情報によれば、これらモデルはどうやら登場しないことになったようです。
4:新型「Mac mini(2023)」の本体デザイン。高級化著しく
以下は、リーク情報に基づいた予想デザインとなります。
・搭載ポートでは、新たにThunderbolt3/USB4のポート数がこれまでの2つから、「4つ」に増えます。
・くわえて、天面にはプレキシガラス(のようなもの)を設置。より高級感あるデザインとなっています。
・天面以外の本体素材はアルミニウム
5:さまざまな本体カラーが登場
情報提供者のジョン・プロッサ―氏曰く、アップルは現在、iMacと同様、新型Mac miniにおけるさまざまなカラーオプションの展開についてもテストしているとのこと。
・iMac(2021)のように、さまざまな本体カラーが登場
・本体カラー:ブルーの新型Mac mini(予想デザイン)
6:マグネットタイプの電源ポートを新搭載
先日発表された、「iMac 24インチ(2021)」同様、マグネットタイプの電源ポートを備えます。
・予想デザイン
そのほかのポート類に関しては、4つのThunderboltポート、2つのUSB-Aポート、イーサネットポート、HDMIポートを引き続き備えます。
7:32GB・64GBメモリに対応
現在発売中の「Mac mini M1(2020)」では、メモリ容量は8GBのみにとどまっています(「MacBook Pro 13インチ M1」では16GBにも対応)。
これが次期Mac miniでは新チップ「32GB」「64GB」までのメモリに対応するといわれています。
8:Thunderbolt/USB4のポート数が「4つ」に増える
接続性も強化され、Thunderbolt/USB4のポート数が、これまでの「2つ」から「4つ」に増加となります。
そのほかのポートは、これまでと変わらず、以下の通りとなっています。
- USB-Aポート(最大5Gb/s)x 2
- HDMI 2.0ポート月
- ギガビットEthernetポート(10Gb Ethernetに
変更 可能) - 3.5mmヘッドフォンジャック