日本メーカー製スマートフォンでたびたび見かけることが多い「フルセグ」「ワンセグ」機能。この両機能に対し、NHKの受信契約を結ぶ義務の発生有無を示した裁判の判決が6月21日、東京高裁にて出されました。
萩原秀紀裁判長は、フルセグスマートフォンに対し、「NHKとの締結義務はある」との判決を出しています。
・「NHKから国民を守る党」代表による訴訟
今回の訴訟は「NHKから国民を守る党」の代表で、東京都葛飾区議の立花孝志氏が起こしたもの。氏が起こした同種の裁判は5件において、1件は地裁判決後、「義務あり」で確定済み。今回の件含め残る4件についても高裁で「すべて義務あり」との判断となっています。
立花氏側は、上告する方針。
今回の件に関し、ネットユーザーからは「都合解釈だ。司法の暴走」「これではスマホ契約の際、受診料支払いの説明を義務化しないと消費者保護がなされないのでは」といった声が上がっています。