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教養にもなるオススメ自己啓発本9冊!心理学者による幸せになる方法からアドラー、イノベーションまで

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役にも立つ!教養にもなる!面白い!オススメ「自己啓発本/ビジネス本」9冊

「おすすめの自己啓発本」、ベスト9冊をお送りします!

とはいえ「自己啓発本」と聞いて引いてしまう方、バカにする方もいるかと思います。そこで今回は、そんなヒネクレタ皆様方のためにも、自己啓発として”役に立つ”だけではなく、”本それ自体が面白く”、さらには”教養にもなる”本を集めました。まさに一石三鳥!そのため、一見「自己啓発本」っぽくない本も多数含まれています。

1.重要なのはライバルとの「差異化」

まったく無名の女子高校バスケットボールチームが州大会で優勝したのはなぜか?二流大学の優秀な学生が、一流大学のそこその学生よりも優れているのはなぜか?

弱い立場の者が絶対的強者に勝つ方法とは?小よく大を制す、その科学的方法論とは?

弱小チームでも、貧しくても、二流大学卒でも、「勝利の方程式」は必ず存在する!

著者は海外で著名なコラムニスト。数多な参考文献に基づく豊富な情報量と「そう来るか」と思わせるような独自の視点・切り口によって読者をキラキラした世界へと誘うその話術は、名人芸の域に達するものがあります。

これを読むと、ありとあらゆる競争において重要なのは結局「他者との差別化・差異化」だということが分かります。

2.「他者との差別化」をより具体的に

ドラッカーなんて誰も読まない!?米国ビジネススクールで活躍する日本人の若手経営学者が 世界レベルのビジネス研究の最前線をわかりやすく紹介。競争戦略、イノベーション、組織学習、ソーシャル・ネットワーク、M&A、グローバル経営、国際起業、リアル・オプション、ベンチャー投資…ビジネス界の重大な「問い」は、どこまで解明されているのか。知的興奮と実践への示唆に満ちた全17 章。

気鋭の経営学者が書いた、最新の経営学理論を紹介した本がコチラ。

経営学と言えば、日本でもブームを起こしたドラッカー先生が有名ですが、著者は「ドラッカーは経営学ではない!」と断言します。そして現代の経営学とは経済学と認知科学と社会心理学、そしてそれらの根底にある統計科学に基づいたキチンとした”実証科学”であり、ドラッカーのような”思想・名言”の類では決してないと述べます。

本書から学べるところは多く、競争優位を持続できる期間の短縮化、新しい知と既存の知の深化の両立の重要性、組織の記憶力を上げることの重要性、社会的結びつきがもたらす効用、国民の集団志向と信頼性(日本のような集団主義の国ほど他者への信頼性が低い)など、示唆に富む話が並んでいます。

3.労働=人生となっている日本において「働く」とは

本書は、「人生で何をすべきか?」という問題に真っ向から立ち向かい、自らが理想とする仕事=天職をみつけ、人生を拓いていった50人の真実の物語である。

500ページ近くもある膨大なインタビューに登場するのは、すべて有名人ではない“普通”の人々です。しかし、彼らにしかなしえなかった“特別”な人生が、情感たっぷりに描かれています。

良く知られた通り、日本の労働時間は世界でもトップレベルに長く、それに比例するように過労が元での自殺も非常に多いのはよく知られたところであり、言わば労働=人生そのものと化している日本社会において、理想とする仕事を見つけることとはどのようなことか。そのヒントとなりそうなのがこの本です。

4.そうはいってもドラッカー

仕事と人生を変える1日1ページ。マネジメントの巨人が遺した至言の宝石箱!愛蔵版。

とはいえやはり押さえておきたいのがドラッカー。本書はドラッカーの膨大な著作の中から厳選されたフレーズ365個を収録。昨年ヒットした「まいにち、修三!」のように、毎日1個、ドラッカーの金言のフレーズに会うことが出来ます

5.アドラーと幸せと

アドラーの言うことはけっこうシンプルなものです。すなわち、「過去を忘れ、自分の考え方を変えれば、あなたの世界は変わる、幸せになれる」というもの。

一見、ありきたりで陳腐に見えるものかもしれませんが、しかし自己啓発の元祖であり、生き残っていた説なだけあって話には説得力があります。より具体的に幸せになるためには次の本をどうぞ。

6.オススメ!幸福量を最大限にするための、心理学による具体的な方法

見出しが大変ウサン臭いですが、今回紹介する本の中ではこれが一番オススメです。なにしろ方法が一番具体的であり実効性もありそうですから。また著者は一流の心理学者です。

本文中、著者は「幸福の水準を高めるもの」として、次のような式を出してきます。

  • H(幸福の水準) = S(生物学的な遺伝的範囲)+C(生活条件)+V(自発的な活動)

そして、幸福量を最大化させるためには、人間の生物学的ポイント(S)は変えられないので、結婚や交際相手、住む場所、人種、そして性別、年齢などの「生活条件(C)」や、学習、運動、休暇を取るなどの「自発的な活動(V)」を変えること、とりわけ自発的な活動(V)」を変えることが重要とされます

さらに「活動」にも2種類のものがあり、まず第1には食欲・性欲・睡眠欲など感情的な欲望に代表される「快楽」が、そして第2に課題や仕事に挑戦し達成することによってなされる「充足」があり、大切なのは後者の「充足」だとされます。

そして「充足」を高めるためには、自分の特性を最大限理解し、その強みを生かせる活動を行うことが重要だとします。

ほかにも「充足」を得るために有効な活動内容として「瞑想」「行動対処療法(認知療法)」「精神薬の服薬」「人間関係の結びつき」「他者への親切なふるまい」などが挙げられています。

そのほか、本書では意志(理性)と感情の関係が、感情が「像」、意志が「像使い」との比喩で扱われ、例えば動物の像を飼いならすのがかなり困難なことであるように、アドラーの述べるよな、「意志の力で何とかしようとしても実際はかなり難しい」など、興味深いトピックが並んでいます。

7.人間の予測は当てにならない

なぜなら、人間の記憶機構として「心理的な免疫システム」とでも呼ぶようなものがあり、これは悪いモノをそのまま悪いままモノとして記憶せず、自分にとって都合がよいように覚えるから。

加えて、本当に誠実に自身の未来を予測したいのならば自分と似たような状況に置かれた人を観察してそれを下に行動する、すなわち「人の振り見て我が振り直せ」を地で行くのが適切なのですが、人間は誰もが自分のことを「他人とは違うオリジナリティなもの」と捉えているため、そうするのも難しい、だから結局人間の予測能力はあてにならないのだ、としています。

とにかく緻密な論理展開と、これまた膨大な実験結果を元に話しているため、論に説得力があります。

8.では失敗を予測することは出来ないのか。いや、できる

失敗は予測できる, 中尾政之

結局、人間の予測能力はあてにならないから失敗の事例から愚直に学んでいかなければならないとするのがこちら。

本書は2部構成となっており、第1部は失敗学について50ページほどを割いてその概要を、第2部は各事例について200ページほどを割いて解説しています。中々重厚なページ数ですが、イラストもふんだんに取り入れられ、読んで退屈になることがありません。

9.イノベーションは多様な文化の下で生まれる

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