【レビュー】4Kビデオカメラ「FDR-AX40」
今回レビューするのは、ソニーの4Kビデオカメラ「FDR-AX40」です!
◆「FDR-AX40」のここが〇
①:操作性が良い
ビデオカメラらしく、とにかく操作周りが良いのがこの「FDR-AX40」の特徴。
各種操作は基本的にタッチパネルで行いますが、この操作がかなり直観的でわかりやすい。
またズームイン/アウト、録画ボタンは独立して用意されているので便利です。
液晶パネルを開くと電源が入る仕組み。
カバーで覆われているレンズ部分は、電源をONにすると自動でカバーが開きます。
②:空間光学手ブレ補正がすばらしい
ソニー自慢の「空間光学手ブレ補正」を搭載。これはカメラ本体が動いても光学ユニットがバランスを保ち、ブレを防ぐというもの。
そのため歩いて撮影しても、まったくブレを感じることなく撮影が可能。たとえ走りながらの撮影でもブレが生じません。
最近はスマートフォンなどでも手振れ機能が搭載されていますが、さすがにこの空間手振れ補正機能のほうが優秀です。
③:F値の小さいレンズで、明るい撮影が可能
F値(F2.0-3.8)の小さいレンズを搭載しているので、明るい撮影が可能。iPhoneと比べるとその差は歴然です。
下の比較画像は夏場・夜9時ごろに撮影しました。
◆「FDR-AX40」のここが×
①:画質がスマートフォン撮影のものとあまり変わらない
搭載するカメラセンサーは「1/2.5型 Exmor R CMOSセンサー」。
これは、スマートフォンに搭載されているカメラセンサーとサイズがほぼ変わりません。
そのため一眼レフカメラより画質が劣るのはもちろんのこと、スマートフォンで撮影したものと比べてもそれほど変わらない印象を受けました。とはいえ風景撮影などは十分きれいですが。
・撮影した動画からのワンカット
・センサーサイズの目安(基本的にサイズが大きいほど画質が良い)
フルサイズ:36×24mm
APS-C:23.6×15.8mm
マイクロフォーサーズ:17.3×13mm
1型:13.2×8.8mm
1/2.3型(スマホや普通のコンデジで一般的なサイズ):6.2×4.65mm