ソニーモバイル「19年2月のMWC発表の製品で、Xperiaの新たな方向性を示す」
目下赤字に苦しむソニーモバイル。同社は現在、2020年の黒字化に向けて構造改革を断行中。具体的には規模の縮小、オペレーションコストの50%削減、そして商品力の強化が行われています。
この「商品力の強化」に関し、最近のソニーモバイルの気になる動きとしては、7月に人事刷新が行なわれたことがあげられます。ここにおいてはカメラ部門出身で、高級カメラ「α(アルファ)」シリーズや「RX100」シリーズを成功に導いた槇公雄氏が今年の夏に副社長に就任しました。
利幅の厚い高級モデルに資本を集中させてカメラ部門の経営を改善させた槇氏だけに、Xperiaでも同様の路線が採られることとなるのでしょうか。
・大人気のフルサイズミラーレス「α7 III (ボディ)」
またソニー本体としても、カメライメージセンサーへの投資額を大幅にアップさせています。夏に発表された4800万画素・1/2型イメージセンサー「IMX586」のように、今後、Xperiaにおけるより一層の高画質カメラの搭載が期待されます。
・旧来のセンサーと「IMX586」の違い
例年のスケジュールに従えば、19年2月の発表が予想されるXperia XZ4。
先日開催のソニー18年Q2決算発表では、
「19年2月のMWC(モバイル・ワールド・コングレス;スペイン・バルセロナで開催)発表の製品で、Xperiaの新たな方向性を示す」
ことが明らかにされました。
2月発表のXperia XZ4で、どのようなXperiaが発表されるか是非とも期待したいところとなっています。