ASUS、ゲーミングタブレットPC「ASUS ROG Flow Z13」を発表 世界で最もパワフルなゲーミングタブレット、 インテル第12世代Core i9-12900H搭載
ASUS ROGから、Intelの最新第12世代プロセッサとNvidiaのミドルレンジGPUを採用したタブレットPC「ASUS ROG Flow Z13」が発表されました。ASUS曰く、「世界で最もパワフルなゲーミングタブレット」とのことです。
スペック
この「ASUS ROG Flow Z13」、ディスプレイサイズは13.4インチで、スレート型の本体厚さはわずか12mm(0.47インチ)。そのためバックパックに忍ばせて、いつでもプレイできる仕様となっています。
CPUはIntel Core i9-12900Hプロセッサー。オプションとしてCore i7-12700HやCore i5-12500Hも選択可能。なおCore i9のTDPは45Wとなっています。
メモリは高速なDDR5 RAM(最大16 GB、5,200 MHz)、ストレージは PCIe 4.0、最大1 TB。
そしてGPUはNvidia RTX 3050 Tiを採用。2,560個のCUDAコア、4GB GDDR6ビデオメモリ(128ビットバス)を装備。こちら3050 TiのTDPは40Wとなっています。こちらもオプションとして、RTX 3050モデルやIntel GPUモデルが選択できます。
ここまでのTDPとなると発熱対策が気になるところですが、ASUS曰く「各部品を縦に並べることで、(一般的なノートPCのように底面に配置されていない)冷却システムがより効率的に機能する」そう。
ポート類はDisplayPort 1.4としても利用できるThunderbolt 4ポートを搭載し、最大100WのUSB Power Delivery充電に対応(バッテリーの容量は56WHr)。このポートは、Intel GPUの映像を出力することができます。くわえてUSB-C 3.2 Gen 2ポート×1も搭載。こちらはNvidia GPUの映像を出力し、PD充電も可能です。
そのほかUSB-A 2.0ポート×1、HDMI 2.0ポート、3.5mmヘッドフォンジャック、UHS-II microSDカードリーダーなど。
Thunderboltにおいては、ASUSの外付けVGA用ドック「ROG XG Mobile」に接続し、GPUパワーと接続性を追加することもできます。
ディスプレイのリフレッシュレート&解像度は2つから選ぶことができ、1つはリフレッシュレート120Hz&1080p解像度、もう一つはリフレッシュレート60Hz&4K解像度。どちらも16:10のIPS液晶で、Gorilla Glassによる保護、Adaptive Sync、Dolby Visionのサポート、Pantoneによる色精度検証を備えています。
またディスプレイを使いやすい角度に保持するために、最大170°まで開くことができるキックスタンドを内蔵。パッケージにはScreen Cover Keyboardが同梱されており、ノートPCのようなゲームプレイが楽しめます。もちろん、マウスやゲームコントローラーなどの周辺機器を接続することも可能。
価格はまだ未定となっています。