複数のアナリストが「24年のPS5 Pro発売」を予想。その背景にPS5のライフサイクル、ソニーゲーム部門の利益率低下、GTA6の存在など複数の理由
ソニーの新型ゲーム機「PS5 Pro」について、多くのアナリストが2024年の発売を予想しているようです。
しかも適当な発売予想ではなく、ソニーゲーム部門経営面やPS5事業の戦略面、GTAⅥなどソフトリリースの事情など、さまざまな理由から予想されたものとなっており、情報の信ぴょう性が増すものとなっています
・複数のアナリストは2024年の今年、ソニーの新型ゲーム機「PS5 Pro」が発売される可能性が高いとしている
・PS5は2020年11月にリリース。現在では発売から3年以上が経過している
・ソニーは先日、2023年度のPS5の販売予測を従来の2500万台予想から2100万台予想に下方修正した。
決算会議で同社の幹部は、PS5について「すでに市品サイクルの後半にあり、今後徐々にPS5本体販売の減少を見込んでいる」とした
・過去のゲーム機ビジネスにおいて、このような状況においては、ゲーム会社側は売上を回復させるために、マイナチェンジを施したハードウェアを投入することが常道である。
それは例えば、ソニーでのPS4 Pro、任天堂のニンテンドースイッチ 有機ELモデルがそれに当たる。
・そのためアナリストたちは現在、ソニーからPS5 Proが発売されることを期待している
・東京に本社を置くゲームコンサルタント会社Kantan GamesのCEO、Serkan Toto氏は「ゲーム業界では、ソニーが2024年後半にPS5 Proの発売を準備しているとの見方が大勢を占めている」とCNBCに語った
・曰く「ソニーは『GTA VI』がヒットするために素晴らしいハードウェアを準備しておこうとしている。」
・これまでソニーは昨年、スリム化&省電力化した「新型PS5」と、リモートプレイが可能な「Portal Player」と呼ばれる携帯ゲーム機を発売してきた。
今回発売のPS5 Proは、それらよりはより大きなアップグレードモデルとなる。
・加えて、PS5 Proが求められるソニー側の切実な課題がある。ソニーのゲーム部門は現在、大きな問題に直面している。
好調なPS5の販売台数にも関わらず、ゲーム部門の利益率は、ほぼ10年ぶりの低水準にある。
・なお調査会社OmdiaのシニアプリンシパルアナリストであるGeorge Jijiashvili氏によると、PS5 Proが登場しても、ソニーは現行PS5の本体価格を下げない可能性があるという。
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