新型「iPhone SE4(iPhone SE Plus)」、リークスペック情報まとめ
発売が噂されているアップルの新型スマートフォン「iPhone SE Plus」に関するまとめ情報ページです。
更新情報
8/29:「8:USB-Cポートの搭載、Lightningポートの廃止」
1:iPhone SE4のポイント。複数アナリストが登場を予測
・複数アナリストが発売を予測
TFインターナショナル証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏は、6.1インチ液晶ディスプレイを搭載した新たなiPhone、「iPhone SE4(iPhone SE Plus)」の登場を予測しています。
ディスプレイ以外のスペックとしては、顔面認証Face IDのサポート、5G通信対応、およびアップグレードされたAシリーズチップの搭載など。
また調査会社Display Researchのアナリスト、ロス・ヤング氏もiPhone SE 4の発売を予測しています。
2:2024年発売か、2023年発売か。一時開発停止も開発再開へ
・発売時期
前述のアナリスト、ロス・ヤング氏とミンチー・クオ氏は、iPhone SE4の「2023年発売」を予測しています。
・2024年まで発売延期との話も
一方、TFI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏は2024年までのiPhone SE4発売性がないことをレポートしています。
これは、「iPhone SE3」の販売が不調だっことが大きく関係している様子。日本経済新聞の報道によれば、アップルは2022年に発売した「iPhone SE3」において、発売後わずか数週間で減産するなど、予想以上の販売不振に見舞われていました。
・iPhone SE3
iPhone SE3の販売不振から、アップルは次期モデル「iPhone SE4」の開発を一時停止していました。ただそれでも結局、2023年2月には開発が再び再開。早ければ2023年には登場することとなりそうです。
3:iPhone SE4のリークスペック
・スペック
ディスプレイ:6.1インチ Super Retina XDRディスプレイ(有機ELディスプレイ)
画面解像度:1792×828ピクセル
チップセット:Apple A16(2022年9月登場のチップ)
認証:Face ID 顔面認証
メモリ:4GB LPDDR4X
メインカメラ:1200万画素シングルカメラ、F1.8、裏面照射型センサー、光学式手振れ補正、Focus Pixel
前面カメラ:700万画素、F2.2、True Depthカメラ、裏面照射型センサー、1080p HDビデオ
通信:5G通信対応
防水・防塵:IP67
サイズ:150.9×75.7×8.3mm
スピーカー:ステレオスピーカー
デザイン:iPhone XRと同じ
認証形式:Touch IDが復活するとのアナリスト予想も
価格:429ドル(約6万円)から
2022年8月に寄せられた情報によれば、iPhone SE4は2018年に登場した「iPhone XR」、もしくは2019年に登場した「iPhone 11」のマイナーチェンジモデルとなる模様。
これら機種から若干のスペック変更が行われるようです。
4:iPhone 14のアップデートモデルとして開発か
・iPhone 14のアップデートモデルになる、とアナリスト
2022年までは、iPhone 11のアップデート&廉価モデルとなるとされていた新型「iPhone SE4」。ただ、23年2月の最新レポートによれば、開発機関の延期により計画が変更。iPhone SE4はiPhone 14に似た本体デザインになるようです。
ということは、メインカメラはデュアルカメラでしょうか。
・iPhone XRのマイナーチェンジモデルとの話も
一方、アナリストではないながらも高い情報精度を持つリーカー、ジョン・プロッサ―氏は「iPhone SE4はiPhone XRのアップデートモデルになる」としています。
5:6.1インチ、大型ディスプレイを搭載
・AMOLEDパネル搭載
iPhoneとしては廉価モデルとなるこの「iPhone SE4」ですが、ディスプレイにはiPhone 13シリーズなどと同じく「AMOLEDパネル」の搭載が期待されます。
またアナリストのミンチー・クオ氏曰く、「液晶パネルが搭載されるiPhoneは、iPhone SE3が最後」とのこと。
・ディスプレイが大型化
各アナリストによれば、このiPhone SE4ではディスプレイが大きくなるとのこと。
シンクタンクのディスプレリサーチのCEO、ロス・ヤング氏によれば、そのサイズは5.7~6.1インチ。一方、TFインターナショナル証券のミンチー・クオ氏は6.0インチになるとしています。
なお発売中の「iPhone SE2」の画面サイズは4.7インチ、また2022年発売との噂の「iPhone SE3」も同じく4.7インチになるとされており、iPhone SE4ではデザイン含め、大きなアップデートが行われるようです。e SE3」。
今回のiPhone SE Plusは、それよりさらに大きな6.0インチ液晶ディスプレイを搭載します。
6:iPhone SE4の予想デザイン
予想1:iPhone 14に似たデザイン
著名アナリストのミンチー・クオ氏は、2023年2月のレポートで、「iPhone SE4はiPhone 14に似たデザイン、同じようなベゼル幅になる」と述べています。
・予想デザイン
(こちらはiPhone 14)
予想2:パンチホール型ノッチを搭載
一方、Androidスマートフォンでおなじみの「パンチホール型ノッチ」を搭載すると予想するアナリストもいます。
この予想デザインでは、メインカメラはシングルカメラとなっています
予想3:iPhone XRに似たデザイン
こちらはiPhone XR。一部リーカーは、「iPhone XRそのままのデザインになる」としています。
7:メモリ容量は4GB
・メモリ容量について
2022年3月に発売された「iPhone SE3」では、「4GB」のメモリを搭載していたiPhone SEシリーズ。
TFインターナショナル証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏によれば、iPhone SE4でも変わらず「4GBメモリ」を搭載するようです。
・歴代iPhone SEのメモリ容量比較
モデル名 | メモリ容量 | 発売日 | チップセット |
iPhone SE1 | 2 GB LPDDR4 | 2016年3月 | A9 |
iPhone SE2 | 3GB LPDDR4X | 2020年4月 | A13 Bionic |
iPhone SE3 | 4GB | 2022年3月 | A15 Bionic |
iPhone SE4 | 4GB? | 2023年? | A16 Bionic? |
New→8:USB-Cポートの搭載、Lightningポートの廃止
iPhoneシリーズでは、2023年9月発売の「iPhone 15」「iPhone 15 Pro」シリーズにおけるUSB-Cポートの搭載が確実視されています。
それに倣い、iPhone SEシリーズでも、次期モデル「iPhone SE4」でのUSB-Cポートの搭載が予想されています。
9:Touch IDが復活するとのアナリスト予想
TFインターナショナル証券ののアナリストMing-Chi Kuo氏、ITサイト「MyDrivers」は、iPhone SE 4でのTouch ID復活を予想しています。
・iPhone 15との差別化目的で採用
ここでのTouch IDは、iPad Air 第4世代、iPad mini 第6世代らと同じく、電源キーに搭載される形状になる様子。
この電源キー型Touch IDは今まで、iPhoneシリーズでは採用されてきませんでしたが、コスト抑制の観点から、低価格モデルである「iPhone SE4」で搭載される可能性は十分ある、とKuo氏は述べています。
10:アップル自社製モデムを搭載する初のiPhone
インテルから社員を引き抜いたりと、数年前からアップルは内製モデムの開発に取り組んできました。
そしてiPhone SE4は、この自社製モデムが搭載される初めてのiPhoneとなりそうです。
前掲アナリストのミンチー・クオ氏によると、現在開発中のiPhone SE4は、アップル製モデムを搭載してテストされています。
11:本体価格について
前出ミンチー・クオ氏によれば、このiPhone SE Plusの本体価格は「600ドル(約6万6000円)近辺」。
iPhone SE3と同じく、iPhoneとしては低価格な廉価モデルになる様子。