サイゾー運営の「TOCANA」というサイトが、ブライトバートなどフェイクニュースからの引用が多くて中々ヤバい‥

スポンサーリンク

サイゾー運営の「TOCANA」というサイトが、ブライトバートなどフェイクニュースからの引用が多くて中々ヤバい‥

月刊雑誌「サイゾー」、サイト「Business Journal」「リテラ」「おたぽる」などを展開する株式会社サイゾーが運営するWebサイトの一つに、「TOCANA(トカナ)」なるニュースサイトがあります。そして最近、このサイトが中々のフェイクニュースまみれなところであることに気が付きました。

キッカケは、「はてなダイアリー」にあげられていた次の文章。

・福祉と教育が充実しててリベラルに絶賛されてたスウェーデンが最近おかしい -はてな匿名ダイアリー

「ムスリム批判は絶対に許されない」移民が侵食するスウェーデンの“パラレル・ソサエティ”化が深刻すぎる(国防省レポート)-記事詳細|Infosee…

これはTOCANA掲載の記事を元に持論を展開した文章ですが、持論の前にまず引用元の情報がなかなかの荒唐無稽なものとなっていたので、その引用先を辿ったところ、あの「ブライトバート」からのものであることがわかりました。

ブライトバートについてはさんざん既存マスコミなどでも説明されたため、改めて説明するのもアレですが一応書きますと、トランプ現アメリカ大統領の首席戦略官・大統領上級顧問を務めるスティーブン・バノン氏が会長を務めるブライトバート・ニュース・ネットワークが運営するニュースサイトであり、アクセス数アップのため、デマニュースをでっち上げてはあたかも本当にあったかのように発信する典型的な「フェイク(嘘)ニュースサイト」。

アメリカ・メリマック大学メディア学准教授メリッサ・ジンダーズ氏によれば、現在フェイクニュースサイトは同氏が調べあげただけでも140以上が存在しているのですが、ブライトバートは、それらサイトの中でもひときわ多くのアクセスを集めている代表的的存在となっています。

実際に、TOCANAが掲載しているヤバそうなフェイクニュースを以下に集めてみました。

・「イスラム国」指導者は俳優だった!? トランプ政権最悪の陰謀シナリオ2017版!

➾トランプの当選にも多大なる貢献を果たしたと言われているロシア国営デマサイト「RT」から。わかりやすい陰謀論話

RTからの引用記事では、つぎのような記事もあります。

・【911テロ】WTCビルは内部から崩壊した!? 大手メディアや学者が今年も次々と米の自作自演を暴露

・最強の陰謀一族「マーサー家」とは? 世界を牛耳っているのはロックフェラーでもロスチャイルドでもなかった!

・【宇宙の謎】ヒッグス粒子は発見されていなかった? ノーベル賞実験に早くも疑惑が浮上!

そのほか、著名フェイクニュースサイトから

・ヒラリーは「人工肛門」だった!? 米医師71%がヒラリーの健康懸念、重病説を唱えた者は“抹殺”も!?

・【緊急速報】24時間以内にウィキリークスが「メルケル独首相に“爆弾”投下する」と警告! 遂にEU崩壊か!?

➾フェイクニュースサイトDisclose.tvやブライトバートなどからの引用。「ヒラリー=重病」説は多くのフェイクニュースサイトが流した典型的なデマの一つ。

・オバマはゲイだった!? ミシェル夫人の股間も膨らんでいる!? 史上初、揃って“疑惑”に晒される大統領夫妻

➾有名フェイクニュースサイト「WND」から

ーーー

「TOCANA」は、サイト案内ページによれば、

地震予知、不思議科学、UFO、オカルト、世界遺産など知的好奇心を刺激するニュースを配信 TOCANA.

と記されており、要するにこのサイトは学研の月刊誌「ムー」のWebサイト版のようなもので、例えばムーにおいてUMAやらUFOやら陰謀論やらの情報が満載だとしても誰も目くじらを立てないようにTOCANAにしても、基本的にはそのような扱いをしていたほうが健全なのでしょう。

ドラマの『Xファイル』が好きな身としては、「ポケモンGOは“全人類奴隷化”に向けての監視装置である可能性が浮上!」「プーチン公用車死亡事故がダイアナ妃死亡事故に酷似!? 新世界秩序(NWO)の暗殺計画か」といった記事についてては、読んでいる側としてほほえましい気持ちになりました。

しかし同サイトの問題は、「あたかも真面目なニュースの体裁をとったデマニュースをデマと記載せずそのまま配信している」という点にあり、さらに上記のデマ記事は、他のサイゾー運営サイトの記事と同じように「infoseek楽天ニュース」「エキサイトニュース」「BIGLOBEニュース」「auニュース」など多くのニュースサイトで配信され、影響をふるっています。

冒頭のスウェ-デンの記事にしても、この内容をそのまま信じ込んだ人が、はてなブックマークやら各配信ニュースサイトのコメント欄においてチラホラ見かけることが確認できます。

とはいえこうも思ったんですが、現状、特定の人種やマイノリティやらへの憎悪を煽り、または特定の政党への過剰すぎる擁護とその反対勢力へのアクロバティック論理を添加しての罵倒を行うようなサイトは腐るほどあるわけで、そのような状況ではTOCANAの反分ジョークのような記事は、些細なものなのかもしれません。

Twiiterフォロー
スポンサーリンク
関連ページ
スポンサーリンク