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新型「Xperia 5Ⅳ」はSnapdragon 8 Gen 1を搭載。発熱問題が心配
熱問題とSnapdragon 8 Gen 1
ソニーモバイルの新型スマートフォン「Xperia 5Ⅳ」では、チップセットにクアルコム「Snapdragon 8 Gen 1」を搭します。
今夏発売のモデルXperia 1Ⅳでも搭載されたこのSoCですが、他社のチップセット「Apple A15」「MediaTek Dimensity 9000」などに比べ、電力効率の悪さと消費電力の大きさで知られています。
例えば、Geekbench5を用いて行われたSoC性能のベンチマークテストでは、次の通りとなりました。
・各チップセットのGeekbenchスコアと電力効率
チップセット名 | GeekBench5スコア※1 | 消費電力W(低いほど良い) | 1ワット当たりのベンチマークスコア(高いほど電力効率が良い) |
Apple A14 | 4280 | 6.7 | 639 |
Apple A15 | 4908 | 8.6 | 570 |
Dimensity 9000 | 4474 | 9.8 | 457 |
Snapdragon 888 | 3753 | 8.9 | 422 |
Snapdragon 8 Gen 1 | 3810 | 11.1 | 343 |
※1マルチコアスコア
さらに小さくなったXperia 5Ⅳ
またXperia 5Ⅳの本体サイズは、タテ155.74mm×ヨコ67.1mm。同約157mm×68mmだったXperia 5Ⅲより、さらに小さくコンパクトになりました。
すなわち今後、「Snapdragon 8 Gen 1の搭載」と「さらにスリムになった本体サイズ」という2つの影響を受け、発熱問題がどのようになるか、注目すべきところとなっています。
参考文献:notebookcheck.net