新型「iPad Air 第7世代」、スペックまとめ情報トピックス
更新情報
1/3:「2:アップル製カスタムモデムを新搭載」「1:発売時期・価格」「3:アップル製モデムの仕様・スペック」
New➾1:発売時期・価格
発表時期・発売時期:2025年春
本体価格:現在のモデルから変わらず
New➾2:アップル製カスタムモデムを新搭載
次期「iPad Air」におぃては、これまでのクアルコム製モデルに代わりApple製のカスタム5Gモデムが搭載されます。
このカスタムモデムは、2025年発売の「iPhone SE4」「低価格iPad」「iPhone 17 Air」といった機種にも導入予定です。
New➾3:アップル製モデムの仕様・スペック
なおApple のモデムチップは5Gダウンロード速度が最大 4Gb/sとなっており、これはスマホ最大手モデム Qualcomm の製品よりは遅いものとなります。
そのため、このチップはミリ波5G はサポートしません。
4:大型14.1インチのiPad Airも開発中か
複数アナリストの指摘によれば、アップルは現在、既存のiPadシリーズより大きな「14.1インチ」サイズのiPadを開発しています。
ビッグサイズのiPadモデルと言えば、真っ先に思い浮かぶのが「iPad Pro」シリーズ。しかし、リーク情報によれば、この14.1インチ iPadは性能的にはiPad ProよりiPad Airに近い様子。
5:有機ELディスプレイを搭載
・有機ELディスプレイを搭載
証券アナリストのミンチー・クオ氏のレポートによると、アップルは次期「iPad Air」において、有機ELディスプレイの搭載を計画しています。
そもそも有機ELディスプレイの搭載は、現行「iPad Air 第5世代(2022年3月発売)」での搭載が計画されていました。ただ、性能とコストが要件を満たさなかったため、搭載が取りやめになったといういきさつがあります。
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・有機ELディスプレイiPad、複数モデルが開発中
複数の韓国IT系メディアのレポートによれば、Appleは現在、LTPO有機ELディスプレイを搭載した2つの新しいiPad Proモデルを開発しています。
ただ有機ELディスプレイの調達コストの高さから、この有機EL iPad Proは、現行モデルに比べ本体価格が随分と高くなるようです。
アップルの特許情報を扱うITサイトPatently Appleもまた、アップルが出願した特許を元に、iPadシリーズでの有機ELディスプレイ搭載を予想しています。
・iPadシリーズ以外のアップル製品にも有機ELディスプレイを搭載
またアップルはiPad以外の同社製品においても、順次、有機ELディスプレイ(OLED)の搭載を進めていく様子。
経済メディアのブルームバーグは、有機ELディスプレイを搭載したMacBook Airの2024年発売をレポートしています。
この動きの背景には、メーカー側(アップル)に加え、OLEDの普及を進めたいサプライヤー側(サムスンディスプレイ)の思惑もあるとのこと。
6:有機ELディスプレイ搭載のメリット
・有機ELディスプレイのメリット
有機ELディスプレイ搭載により、次のメリットが見込めます。
「リフレッシュレートがアップデートされ、さらに滑らかな画面表示が可能に」
「上記による、アップルペンシルの使いやすさアップ」
「現実に近い”黒色”表示が可能になるなど、さらに美しい画面表示が可能に」
「構造上の違いにより、液晶ディスプレイに比べ応答速度がケタ違いに優れている」
「省電力化がすすみ、バッテリー持ちが向上」
・0.2msと、非常に高速な応答速度を誇るASUSの「Zenbook Pro 16X OLED」
7:搭載チップセットとその性能について
チップセットSoCについては、「Apple M3」が搭載されます。
・Apple M2とApple M3の性能スペック比較
Apple M2 | Apple M3 | |
登場年 | 2022年 | 2023年10月 |
コア数 | 8コア | 8コア |
GPUコア数 | 最大10コア | 最大10コア |
Neural Engineコア数 | 16コア | 16コア |
メモリ | 最大24GB(16GB/8GBも用意) | 最大24GB |
メモリ帯域幅 | 100GB/S | 100GB/s |
TFLOPS | ー | ー |
ニューラルエンジン演算 | 15.8兆演算 | ー |
製造プロセスnm | 5nm | 3nm |
トランジスタ数 | 200億個 | 250億個 |
CPU周波数 | ー | ー |
CPU性能 | M1比で18%高速 | ・高性能コア:M1比30%高速
・高効率コア:M1比50%高速 |
GPU性能 | M1比35%高速 | M1比65%高速
M1比2.5倍のGPU性能 |
AI処理性能 | M1比40%高速 | M1比60%高速 |
Apple M2の性能は、Apple M1比でCPUは18%、GPUは35%、AI処理は40%高速化。加えて、メモリ帯域は50%増え、100GB/sなど。
またApple M3シリーズは、M1シリーズと比較してビデオ編集の処理速度が、M1より最大7.4倍、M1 Proより3.1倍、M1 Maxより4.0倍も高速になったとのこと。
8:iPad関連の特許情報など
①: 有機ELバーを搭載するiPadの登場
一部リーク筋から、MacBook Proのように「有機ELバーを搭載する iPad」の情報がもたらされています。
②:iPad 関連の特許
将来的なiPadの姿を予想するのに最適?
「アップルが最近出願した、iPad関係の特許」や「ここ最近におけるアップルの動向」を紹介します。
1:iPadやMacBookから、iPhoneへの無線充電が可能になる?
アップルが発売を予定する無線充電機「AirPower」のように、iPadやMacBookからiPhoneへのワイヤレス充電を可能とするもの。
2:リアルタイムな文字認識特許
書かれた文字をリアルタイムに認識する、iPad用手書き文字入力機能
3:ノッチ部分を完全になくす特許
画面に小さな開口部を設け、カメラやセンサーを画面下に配置する。これによりさらなるベゼルレス化とノッチ部分の廃止を可能にする
4:iPadをドッキングしてMac風に使える?
アップルが取得した、iPhoneやiPadを接続してPC風に使えるドッキングステーションの特許。
・画面部をiPadにすることも