新型「iPhone SE3」、スペックまとめページ
アップルの新型「iPhone SE3」の情報を紹介しています。
更新情報
4/5:「5:当初予定より数百万台減産」
3/24:「9:バッテリー容量が増量」
3/19:「10:iPhone SE3の主な残念ポイント」「8:メモリ容量は4GB」「9:アナリストによる、2022年予想出荷台数」
1:iPhone SE 第3世代のスペック
2022年3月9日に、「iPad Air5」「Mac Studio」「Apple M1 Ultra」らとともに正式発表されました。
・発売日情報
予約注文:2022年3月11日午後10時
発売日:同3月18日
・スペック
ディスプレイ:4.7インチRetinaHD液晶、True Toneディスプレイ、広色域ディスプレイ(P3)、明るさ輝度625ニト
解像度:1,334 x 750ピクセル
画面密度:326ppi
メモリ:4GB
ストレージ:64GB/128GB/256GB
チップセット:A15 Bionic。2つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した6コアCPU、4コアGPU、16コアNeural Engine
メインカメラ:12MP広角カメラ、f1.8、最大5倍デジタルズーム、光学式手振れ補正、4K60fpsビデオ撮影、進化したボケ効果と深度コントロールが
使える ポートレートモード フロントカメラ:7MP、f2.2、進化したボケ効果と深度コントロールが
使える ポートレートモード 顔面認証Face ID:なし
指紋認証:あり(ホームボタンのTouchID)
5G通信:○対応
バッテリー:ビデオ再生最大15時間、オーディオ再生最大50時間、高速充電に対応し、30分で最大50%充電
バッテリー容量:2018mAh
高速充電:30分で最大50%充電(別売りの20W以上の
アダプタを使用) ワイヤレス充電:○(Qi充電器に対応)
MagSafe:×非対応
サイズ:138.4 x 67.3 x 7.3mm
重量:144g
防沫性能、
耐水性能、 防塵性能:IEC規格60529にもとづくIP67等級
(最大水深1メートルで最大30分間)3.5mmイヤフォンジャック:なし。搭載されない
インタフェース:Lightning
本体カラー:スターライト、ミッドナイト、レッド(PRODUCT RED)
・価格情報
本体価格は64GBモデルが5万7800円、128GBモデルが6万3800円。今回新たに追加された256GBは7万6800円となっています。
New→2:本体デザイン。Touch ID搭載
「iPhone SE 第2世代」から、本体デザインの変更は行われていません。
すなわち、「ベゼルあり」「指紋認証センサーTouch IDあり」なデザインのまま。
・左から、レッド(PRODUCT RED)スターライト、ミッドナイトの各機種
New→3:メインカメラはシングルカメラのまま。デュアルカメラの噂もあったが…
・メインカメラはシングルカメラのまま
iPhone SE3では、iPhone SE2からメインカメラの性能アップは行われていません。
すなわち、12MP広角カメラ、f1.8、最大5倍デジタルズーム、光学式手振れ補正、4K60fpsビデオ撮影、進化したボケ効果と深度コントロールが
・デュアルカメラ搭載の噂もあった
アメリカの大手ITサイトMacRumoursは、2021年のレポートで、iPhone SE3は、メインカメラがメインカメラ+超広角カメラのデュアルカメラ構成になるとしていました。
New→4:ディスプレイは液晶のまま
iPhone SE2では液晶だったディスプレイ(Retina HDディスプレイ)が、新たに、有機ELディスプレイ(Super Retina ディスプレイ)になるとの話がありました。
ただ結局、ディスプレイは液晶ディスプレイのまま変わっていません。
New→5:当初予定より数百万台減産
日本経済新聞の英語版、Nikkei Asiaがレポート。
それによるとアップルは第3世代iPhone SEの生産台数を当初予定より20%減らすことにした様子。具体的には、200万~300万台の減産となるようです。
・アナリストによる予想生産台数
TFIのミンチー・クオ氏によると、アップルは2022年、iPhone SE3 第3世代を2500万台~3000万台ほど出荷するとのことです。
6:5G通信に対応
・iPhone SE3も5G対応
iPhone SE3では5G通信に対応しています。
噂レベルの情報によれば、搭載モデムはクアルコムのX60。なおこれまでのレポートによれば、アップルは早ければ2023年から、iPhoneの積載モデムは自社製に切り替えます。
・これで全iPhoneが5G対応
「iPhone SE 第3世代」も5G通信に対応することにより、iPhone 13シリーズあわせ、これですべてのiPhoneが5G通信に対応しています。
なおTFI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏曰く、「iPhone SE3は、最も安い5G対応 iPhoneになる」とのこと。
7:搭載チップは最新「Apple A15」
・最新 Apple A15を搭載
チップセットには最新「Apple A15」を搭載。
Apple A15は、2021年9月に発表・発売された、最新モデル「iPhone 13」シリーズにて搭載されている新型SoCです。
8:搭載チップ「A15」のAntutuベンチマークスコア
SoCには「Apple A15」を搭載。
似たスペックにある「iPhone 13 mini(メインメモリ4GB)」のAntutu公式ベンチマークスコアは以下の通りとなっています。
・「iPhone 13 mini」のAntutu公式ベンチマークスコア
Antutu総合スコア | CPU | GPU | メモリ | ユーザーインターフェイス |
79万6152 | 21万1495 | 33万8919 | 11万5751 | 12万9987 |
なお、「似たスペック」といってもメインメモリ容量はiPhone 13 miniの方が多いので、実際はこのAntutuスコアを下回ることとなりそうです。
・GeekBench 5グラフィックスのベンチマーク結果
iPhone 13の場合、グラフィック性能を示すベンチマークソフト「GeekBench 5 Metal」のスコア結果は「10608」。これはA14 Bionicチップを搭載するiPhone 12のスコアより、約15%高いものとなっています。
・省電力モデル「Apple B14 Bionic」が採用される?
一方で、台湾のシンクタンクDIGITIMESは、「iPhone 12」「iPad Air 第4世代」などに搭載された「Apple A14 Bionic」が採用されるとしています。
そのほか、A14の省電力バージョン「Apple B14 Bionic」が搭載されるとの話も存在します。
New→9:メモリ容量は4GBに増量
・メモリ4GBを搭載
アップルからは搭載メモリ容量が非公開となっているiPhone SE3ですが、「ベンチマークソフトGeekBench」、「Xcode」などから、搭載メモリ容量は4GBであることが判明しています。
・元々、3GBメモリ搭載との予想も…
著名アナリスト、TFインターナショナル証券のミンチー・クオ氏など多くの識者は、iPhone SE 第3世代のメモリ容量を「3GB」と予想していました。
・歴代iPhone SEのメモリ容量比較
モデル名 | メモリ容量 | 発売日 | チップセット |
iPhone SE1 | 2 GB LPDDR4 | 2016年3月 | A9 |
iPhone SE2 | 3GB LPDDR4X | 2020年4月 | A13 Bionic |
iPhone SE3 | 4GB | 2022年3月 | A15 Bionic |
iPhone SE4 | 4GB? | 2023年? | A16 Bionic? |
New→10:バッテリー容量が増量
アップルからは公表されていない、iPhone SE3。ただ有志による分解によれば、これまでの「1,821mAh」から「2,018mAh」へとバッテリー容量が増えていることが明らかになっています。
New→11:iPhone SE3の主な残念ポイント
iPhone SE3に対し考えられる、主な「残念ポイント」は次の辺りでしょうか。
・デザインがこれまでと同じ。「狭フチ化、パンチホール型ノッチデザイン」がなされていない
・デュアルカメラではなく、シングルカメラ
・ナイトモードを搭載していない
・MagSafeを搭載していない
【2023年発売モデル】
New→12:iPhone SE4が2023年発売。画面大型化、デザインの大幅変更
2023年には、次のモデル「iPhone SE4」の発売が予想されています。
調査会社DisplaySearch のCEO、ロス・ヤング氏によると、この「iPhone SE4(iPhone SE Plus)」では、ディスプレイが大型化して「6.1インチ」になるとのこと。
デザイン面でも変更が加えてられ、ノッチ形状は2022年発売の「iPhone 14」シリーズと同じ「パンチホール型」に。
発売は2023年です。
【関連ページ】
・iPhone SE4の予想デザイン
Apple LCD iPhone leak, we now hear the next LCD iPhone SE will remain at 4.7″ in 2022. Some rumors that it may have 5G with Sub-6 GHz as well. Also hearing about a 6.1″ version in 2023 with punch hole rather than a notch.
— Ross Young (@DSCCRoss) April 1, 2021